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2013/05/15(水)
金は低きから高きへ流れるようだ
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1$100円を超えた円安は100円台で定着しそうだという。自動車関連はじめ輸出企業は好調だという。では、貿易赤字は解消するのか?その兆しはあるのか?といえば、ないようだ。しかし、なぜ、貿易・利子・配当など海外との総合的取引を示す経常収支は黒字なのか?貿易収支は赤字で、経常収支は黒字ということはどういうことなのか?その原因は企業の海外展開にあるという。とすると、アベノミクスはおかしくないか。円安株高を誘導し、その通りになれば、企業は海外に出て行かないから雇用が増えると説明していたはずではなかったか。空洞化は日本国内の雇用を喪失させる。やっぱり円安株高は庶民の暮らしを応援する仕組みではないようだ。給料も上がる見込みは薄いようだ。国の要請に応じて岡山県庁職員は伊原木知事の要請を受諾し、7.5%の給与カットをすることで労使が合意した。岡山県が全国初というからこれから全国の自治体で給与カットは続くだろう。やっぱりお金は低いところから高いところへ流れてゆくようだ。
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