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2013/03/22(金)
次世代の車の燃料は?
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次の世代の車の燃料は、燃料電池車?ハイブリッド車?いえいえ電気自動車よ!いいえ、やっぱりガソリン車?この議論の決着はどうなるのだろう?わたしは漠然と燃料電池車ではないかと思っている。燃料電池車は天然ガスをもとに水素を製造し補給する。総合的エネルギー効率は40%と効率がよい。ハイブリッド車は原油を精製しガソリンにして補給する。エネルギー効率は34%であり燃料電池車に次ぐ。電気自動車は天然ガスを燃料に火力発電所で発電し充電する。エネ効率は33%。ガソリン車は原油を精製しガソリンにし給油する。エネ効率は19%と一番低い。問題は気軽に、近くで、安く、燃料補給できるかどうかだ。電気自動車は充電に約30分かかるが、価格は安く、数百円。採算が合わないためにステーションが出来にくいという難点がある。水素は高圧で充填し3分で済む。費用はガソリン並みの数千円。2015年に燃料電池車が発売されるのを受け、燃料電池車に水素を補給する実証実験がすすめられている。15年には100カ所の水素ステーション設置を目標としている。水素ステーションであればガソリンスタンド並に配置できるとJX日鉱日石エネルギーなど業界関係者は述べる。電気自動車の普及にはバッテリー容量の増大と小型化も要請されるがステーションが少なくても可能になるほどには開発が及ばない気がするのはわたしだけであろうか。もちろん、水素の製造コストを引き下げる研究と普及も必要である。しかし、将来の化石燃料枯渇という状況を踏まえれば「水素」を考えざるをえないとわたしは思うのだが、君はどう思っているだろう。
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