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2013/02/08(金)
おかしくないかい!?
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今年は山茶花がたくさん花を点けている。白花は小雪など降ればもっといいのにとの想いを膨らませてくれる。そんな想いに囚われていたとき、携帯電話がなった。でると、名も告げず、いきなりしゃべり始めた。「おかしくないかい!?景気を良くするからと言って、円安、株高、景気回復、賃金引き上げをすると言っておいて、借金バンバンして道路や橋を造って、金融緩和して、その結果、ガソリンが値上がりして俺はどうもこうも仕様がなくなっているんだ。どう思う?」という。声で相手が判別できるから名を言わなくてもいいようなもののかなり興奮している様子だ。よほど腹にすえかねているのだろう。よくよく話を聞くとどうも銀行が融資にいい返事をしてくれないことが腹立ちの大元にあるようだ。会って直接話をお聞きすることにした。電話では話がつかないと思われたからだ。金融緩和で景気は良くなるのか?アベノミクスで暮らしはよくなるのか。企業・個人への融資はよくなるのか?国債を日銀が買って、買って、買いまくって日本はほんとうに大丈夫なのか?など、彼の納得のいく話が必要だと思われたから。山茶花の白花はわたしの目の残像となったままだった。
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