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2013/02/06(水)
ヒラメ、カレイは今が旬
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昨日の酒のお話のつまみと言えば今が旬の白身魚だ。フグもいいが、上品で淡白な味わいのカレイやヒラメも美味しい。刺身に、寿司に、煮つけ、唐揚げとどれも涎がでるほど美味しい。わたしの独眼竜の好みで言えば、カレイは煮つけ、ヒラメは刺身に爪を立てたい。両目が片側により上を向いていることからカレイやヒラメを上役の顔色ばかり覗っているサラリーマンやお役人を揶揄する例えに使われるが、肉質の上品さ、淡白さから見れば、なんと失礼な喩えではないかと思う。稚魚のときは彼らも普通に左右に目がついているらしい。成長するに従い、片方の目が移動するというから驚きである。人間も成長するに従いそのような傾向を見せるのかもと納得。そして目がついている側が上になるのも納得。さてさて、カレイとヒラメの見分け方は左ヒラメに右カレイと言う。だが、どちらから見るのだろう?といつも迷ってしまうのだ。目が上になるように見たとき、頭が左向きになるのがヒラメで右向きになるのがカレイだそうだ。だが、これは厳密な仕分けではないようだ。ヒラメは口が大きく裂け、歯がサメのように尖り、獰猛な顔をしている。これに比してカレイはおちょぼ口で歯も小さく優しい顔立ちをしているという。しかし、獰猛な顔立ちのヒラメも美味しい、美味しいとパクパク食べる人間の方がもっと獰猛なのかも知れない。
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