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2013/02/27(水)
スマートシテイってなんだろう?(4)
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米国電力中央研究所の概念図をよく見ると、電力消費地で発電される電力システムが風力や太陽光などによる発電であることがわかった。つまり、エリアなのだ。そして、工場用及び家庭用発電装置も組み込まれるとされている。走行する車は電気自動車だ。つまり、大型発電所だけに頼らないこと、地域で必要な電力を消費地で生産する仕組みをつくろうとしているわけだ。この中にクリーンエネルギー(CO2を排出しない)である再生可能エネルギーを積極的に導入しようというのである。このように都市を丸ごとスマートグリッド型にしようというのがスマートシテイなのだということなのです。電力の安定供給、効率的な発電、需要予測によるインテリジェントな売電、各家庭に配備された双方向通信可能なスマートメーター(電力計)、これらを備えた都市をスマートシテイと名付けているのです。そして、カバー範囲は電力だけではなく、そこに住まう人々の生活基盤そのものをカバーするのだというのです。生活インフラ全体を統合してより効率的な都市を実現するのだといいます。インフラとは電気、水、通信、交通、建物、行政サービスなどです。さて・・・われわれが住んでいる岡山市がスマートシテイになれるのでしょうか。
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