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2013/02/25(月)
スマートシテイってなんだろう?(2)
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ITとかエレクトロニクス技術の発展により電力需要は大きく伸びてきた。日本では夏にエアコンをガンガン効かす。消費電力が増えるのは当たり前だ。特に昨年、一昨年は東日本大震災、福島原発事故を受けて大規模な節電を実施するとともに節電を呼び掛けた。今、電力会社各社は燃料費が嵩んだとして値上げラッシュの様相を呈している。原子力発電に係る最終処分費を見込まず安全だ、安全だと原子力発電を進めてきた国や電力会社の責任も問わず、なおかつ燃料費が嵩んだから値上げ(原発推進政策の破たんがそもそも原因ではないか)するのだと国民をどう喝している奴ら。奴らに責任があるはずなのに国民の負担で会社の維持、存続を図ろうとしている。それを支援する自公・安倍政権も許せない。「原燃」はウランを売ったという。誰も責任をとらない電力無責任社会、日本。このような日本でほんとうに再生可能エネルギーを基本に据えたスマートグリッドが実現するのであろうか。電力の供給が深刻なアメリカでは2003年にはアメリカ東部で大停電が発生した。散発的停電はしばしば発生している。シリコンバレーのあるカリフォルニア州では2006年に世界各国断トツの162分もの停電が発生した。アメリカ全土には約30万km以上の電力網があるが、これの老朽化と発電所、変電所の数が足りないという状況。こうした状況は背景にアメリカは既存の電力網を再構築し、IT技術でエネルギー需要をリアルタイムで把握し、送電を効率化しようとした。これがスマートグリッドだという。では、こうしたアメリカの取り組みを次に見てみよう。
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