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2013/02/12(火)
太陽光発電を申請
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今日は太陽光発電所設置の申請書を経済産業省中国経済産業局資源エネルギー環境部に提出しました。昨年の夏、再生可能エネルギー研究会の例会に同局エネルギー担当参事官・植野雅博氏のご講演をいただいたお礼も兼ねて広島に出向いたという訳です。久しぶりにお会いしたのですが、お元気そうでなによりでした。来年度は1kw当たりの単価は現在42円ですが、37〜38円になりそうだとのお話もありました。日本のエネルギー自給率は原子力を除くと約4%という主要国の中でも特別に日本のエネルギー自給率は低いのです。太陽光や風力、バイオマスなど発電時や熱利用時にCO2を排出しない再生可能エネルギーは資源が枯渇せず繰り返し利用可能なとても優れたエネルギーなのです。昨年7月から再生可能エネルギーで発電した電気を42円で買い取る制度ができました。それを約9か月で終了し、来年度は引き下げるというのです。自公政権が誕生し、原子力発電を容認する方向へ方針転換したことがこうした単価切り下げの背景にあると思われます。一時エネルギー自給率が177%のロシア、144%のカナダは特別としても、中国(91%)、インド(75%)、イギリス(76%)、アメリカ(62%)、ドイツ(30%)と比べても日本の4%がどれほど低いかわかると思います。せめてわたしたちもほんの少しでも前進させたいと願っている気持ちを折れさせるような政策転換です。残念ですが、これが自公政権の現実です。でも、わたしたちは今日の太陽光発電の申請が第1歩です。引き続き、再生可能エネルギー普及、啓発活動等を模索してみます。
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