たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2013年12月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2023/12/25 胃を4分の3切除
2023/04/05 昨日「胃がん」だと告げられた!
2022/11/07 地獄飯
2022/10/23 もんもんとして
2022/10/05 紅葉

直接移動: 202312 4 月  202211 10 9 8 7 5 4 月  20217 6 5 4 3 2 月  202011 10 9 月  20194 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 1 月  201012 11 10 6 5 4 3 月  200912 11 10 8 7 6 4 月  200812 11 10 8 6 5 4 3 1 月  200712 11 10 9 7 6 5 4 3 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月  200512 11 月 

2013/12/20(金) 今日は仏に藪椿
両親が亡くなって久しい。折に触れ、ふと思い出しては、親孝行しておけばよかったと思うが、後の祭りだ、と思う。「親孝行したいときには親はなし」とはよく言ったものだ。そこでせめて花を、と思い、侘助を探したが、なかなか無い。侘助は唐椿の園芸品種で、筒型の花が楚々として美しい。名前の由来は加藤清正が朝鮮出兵の折り持ち帰り、利休に仕えた侘助が育てたと言われている。だが、見つからない。そこで同じく赤い筒型の花をつける藪椿にした。
侘助のなくて仏に藪椿

2013/12/19(木) 雪降る夢
初雪の夢を見ました。
君に上(へ)に幸せあれや淡雪のあしたの窓にさらさら降れや

2013/12/18(水) 牡蠣鍋を恋う
牡蠣鍋が恋しい季節となりました。わが家では1週間ほど前に実践しました。虫明、邑久、日生の牡蠣は広島には負けないと自負しています。冬の間には幾度か牡蠣を買いに出かけますが、これも楽しみの一つです。大きな瀬戸物の蓋をとると「まあ、なんという良い匂いでしょう」と食がそそられます。鍋にはお酒がよく似合う、とはわたし流。咽がごくりとなりませんか。
猪口おきて瀬戸の蓋開け牡蠣を入れ

2013/12/17(火) 焼き芋
いよいよ焼き芋の美味い季節となった。毎朝学校に行きがけに藁ぐろの藁を抜いて、とんどして、焼き芋を食べながら学校に行ったっけ。農家のYさんが「お前んとこのけんじが藁を焼いてしまった。藁代を払え」と怒って来た。藁代を払わされた母親の怒ったこと、怒ったこと。やいとを据えられた。今ではこんな甘くて苦い思い出が残っている焼き芋。今日はこれにしよう。
焼き芋や素手でころころ唇(くち)でふうふう

2013/12/16(月) 枯れ枝ほきほき折るによし
枯れ枝ほきほき折るによし 自由律の句だがなんといういい響きだろう。このような句がつくれるようになりたいものだ。尾崎放哉氏の句である。彼は世を捨て、寺男、堂守として生き、句を作った人である。静寂の中の透明感、孤独感が伝わってくる。
シャツのなかに津波がおこる冬の海

2013/12/15(日) 山茶花の白き花咲く
山茶花が純白の花を咲かせています。ほんとうにまっ白なのです。今年は去年よりにぎやかになりそうで、うれしくてなりません。山茶花はサザンカに適当な漢字を付した当て字だそうです。茶梅が正しい漢字だとのこと。椿とよく似ているので姫椿とか小椿ともいわれます。しかし、椿は春、山茶花は冬に花を点け、山茶花の葉は椿より小さく、花には香りがあることから両樹は区別されます。花の季が長いので今年の冬は楽しみが増えました。
山茶花を見つつストーブ移動せり

2013/12/14(土) コノハズクの鳴く夜
一気にグンと寒くなりました。寒くなると子どもの頃の夜の恐さを思いだします。裏山にはコノハズクが棲んでいて夜になるとほーーほーーと鳴きます。便所はもちろんドッポンですが、外にあり、裏山に面しています。お爺さんに「見ててよ。ねえ、ほんとに見ててよ」と声をかけて便所に行くのですが、コノハズクが鳴くと恐くて逃げ帰ったものです。今では懐かしい想い出の一つです。
ズク鳴くや小用止して逃げ帰り

2013/12/13(金) 恐怖政治
北朝鮮のキムジョンウン第一書記の暴政が始まったようだ。詳細は定かではないが、報道によれば、叔父で強力な後ろ盾でもあったはずのチャン氏を堕落者として死刑を宣告し、すぐさま死刑にしたという。チャン氏は父亡き後の父親代わりともいえる存在であったはずだ。高句麗、新羅、百済などが併存し、殺し合った三韓時代の王朝時代ならいざしらず、民主主義の時代にそぐわない暴挙といえよう。中国・隋の2代目皇帝が父や兄、弟を殺して皇帝となり、高句麗との無謀な戦争と国民弾圧の結果国を滅ぼした故事を彷彿とさせる事件だ。この国の政治は共産党政治ではない。戦前の日本帝国主義と同じ狂恐惨政治だ。
キム王朝チャンを死刑に!息白し

2013/12/12(木) 妖怪(もののけ)に備えを
瀬戸内の海は冬でも穏やかで美しい。しかし、時として人に牙をむく。東日本大震災の恐さを思えば瀬戸内だとて安心はできない。海の底には魔物が棲んでいるようだ。帆船時代には航海者に恐れられた魔の海「サーガッソー・シー」がある。一度入ったら出られない海だ。海は恐い。だが、われわれに命を与えてくれたありがたい海である。
海底(うなぞこ)に妖怪(もののけ)棲むらむ 静なり

2013/12/10(火) 公園の花の植え替え
今日は公園の花の植え替えの準備だ。明日はかんらんなどが届く予定で、すっかりお正月の準備となる。毎年のことだが、近所の人が声をかけて通り過ぎる。「もうお正月の用意じゃなあ」。こちらは一生懸命に花壇の土に鍬をふるい汗だくだ。「そうなんですよ。毎年のことですがねえ」と返事をしながら。今朝までの雨で土が湿っていて重いが鍬を入れる。お天気がよくなったのが幸いでした。
冬晴れを吸ひつつ鍬を入れてゆく

12月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.