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2013/12/05(木)
山はすっかり冬支度
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日近の農地転用の許可がおりたので次のステップへ。現地立会など所用のため出むく。日近川のせせらぎの音を聞きながら山を見る。山はすっかり冬支度。椎や小楢などの広葉樹が色づき、葉を落とし始めていた。色づきはモミジやカエデ、ウルシなどと違って鮮やかな紅の華やかさはない。だが、山は樫の皮で染めた茶の継ぎ接ぎだらけのどてらを着て眠っているようだ。その一角で誰か落葉や草を焼いているらしい。一筋の煙がゆっくりと立ちのぼっている。まるで山親父が煙管で煙草をくゆらせているようにも思える。これから山親父は囲炉裏の傍で厳しい冬を過ごすのであろう。 どてら着て煙草くゆらせ山眠る
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