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2013/11/20(水)
鎌置きてあらなつかしや龍の玉
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なにやかやあれこれ忙しく日を過ごしているとあっという間に十一月も下旬となっていた。今月中には草刈りも済ましておかなければならない、と思い、奮闘していたところ「おや、懐かしい」と龍の玉を見つけた。しゃがみこんで幼子時代にしばしもどる。垣根や庭の下草として重宝されているユリ科の常緑多年草だが、初夏の頃淡い紫色の花を咲かせ、10〜11月に藍色の実をつける。龍の髭の実とか、蛇の髭の実とか、はずみ玉とも呼ばれる。地面に投げつけるとはずむのでおもしろい遊び道具だった。初恋の想い出をもつ人も多い。
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