|
2013/10/14(月)
若い人たちのために(3)
|
|
|
テレビも、新聞もマスメディアは滝のように自公政権・安倍総理の提唱する「脱デフレ」・景気浮揚があたかもすごく国民の暮らしがよくなるかのように流している。確かにみんなそれぞれが倹約に努め、高いものを買わないようにしているから、企業側は物の値段を安くして販売促進をしている。それでも、セブンイレブンやローソンなどのコンビニ店、イオングループなどの量販店はそれでも利益を上げてきた。その陰で苦労を強いられている納入業者や個人業者などを除けばの話ではあるが・・・。だが、アベノミクスで高島屋などの百貨店の売り上げが息を吹き返した。それはアベノミクスで息を吹き返した株で儲けた人たちが高級品を買っているからだ。お金持ちの彼らは安物を買わない。なぜだろう?脱デフレ・インフレを予想しているからだ。日銀がお金をじゃぶじゃぶ市場に流し、インフレを起こそうとしているからだ。インフレになったらどうなるのだろう?お金の値打が下がって、物の価値が上がるからにほかならない。仮に政府がいうように2%のインフレになったと仮定しよう。すると、1千万円の宝石を買った人は1千万円のお札が980万円の値打になり、宝石の実質的価値は1020万円となる。だから、資産価値があるものを購入するのだ。10%のインフレとなれば100万円も儲かることになるのです。さて、ここで考えてみてほしいのです。あなたは勝ち組?それとも負け組?わかってるじゃないか。もちろん負け組さ。そうなのです。圧倒的多数・約85%の日本国民は負け組に組み入れられることになるでしょう。2%のインフレならば、1000万円の貯金を老後のためにと蓄えておいた貯金は毎年20万円づつ目減りさせられるのです。つまりアベノミクスは高齢者の老後を破壊する現象をも近い将来おこさせるということになるのです。
|
|
|