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2013/01/04(金)
岡山市は大都市?それともド田舎?
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東京や大阪などの大都市近郊に農業体験施設が増えているって聞いたけれど、これって農業の振興につながるのだろうか?長野士朗元岡山県知事が県内の北と南にこれと同じような施設であるノースパークとサウスヴィレッジをつくったが失敗した。岡山のような田舎ではなく、大都市近郊だからいいのだろうか?手ぶらで出かけて野菜作りを楽しんだり、レストランで地場野菜を使った料理を味わったりして農業を身近に感じることができる施設が好評だという。それは確かにそうだろうと思う。手軽でいい。宿泊施設や入浴施設もあり、週末にレジャー感覚で訪れて楽しむ家族が多いという。しかし、これはほんとうの農業を理解したことにはならない。作る喜びには労働とその苦労が伴う。貸し農園はいいと思う。しかし、岡山市のクラインガルテンは失敗した。場所が遠すぎたのだろうか。しかし、この失敗は貸し手の知恵不足があるように思われてならない。だが、この点についての総括がないのも岡山県と岡山市及び大半の国県市町村行政の欠陥であろうか。事業は生き物であるから状況に応じて変化発展させなければならない。そして、また、継続は力であることも証明しなければならない。民間じゃないからと大抵は行政が匙を投げ、民間に放り投げてハイさようならとチャラにしてしまう。こんなやり方は卒業し、なんとか農家が喜んでお手伝いできる、農業の裾野が広がる事業が成り立つように行政の支援の輪を広げてほしいものです。だって岡山市は大都市だからこそ政令指定都市の指定を受けたのではないでしょうか。エッ!違うの?田舎なの!
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