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2013/01/16(水)
腹だたし!
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後1カ月と26日で東日本大震災、福島第一原発事故が発生してから丸2年になる。しかし、復興の道はなかなか険しい道のりとなっている。東京電力は加害者意識が乏しいのではないかと思える対応に終始しているように見受けられる。原発は原子爆弾を保有しているのと同じだという認識不足があるのではないかとわたしは感じている。国も同じだ。しかし、企業意識も、国の役人の意識も被害者を思いやる心がないのであろうか、それとも少しはあるが、大半不足しているのであろうか、福島原発周辺で「手抜き除染」が横行しているという。受注したゼネコンが洗浄に使った水を回収していなかったというのだ。ゼネコン側にも国がキチンと対応していないと言う言い分はあろう。だが、多額の税金を使って発注している国側も、受注しているゼネコン側も「ヒドイ!」と言わざるをえない。以前にも、前田建設工業などの大手JVが福島県楢原町で、大成建設などのJVが飯舘村で同様の事件を起こしている。環境省福島環境再生事務所・大村所長は「ゼネコン側からお詫びがあった。事務所の責任もある。監督指導をしっかりやる」と述べた。肝に銘じてほしいことは、環境再生事務所の環境再生は手抜き工事の再生ではないはずだ。税金にたかって平気でいられるこれらの行為がわたしは腹立たしくてならぬ。
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