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2013/01/14(月)
アベノミス
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需要、雇用を増やして脱デフレを謳う自公・安倍政権の経済政策をアベノミクスと言うそうだが、わたしは借金苦を国民が背負いこむだけになりはしないかと心配している。これは「アベノミクス」ではなくて「アベのミス」になるだろうとわたしは思っている。2001年3月、政府は戦後初めて「現在、日本経済は緩やかなデフレにある」とデフレを認めた。安倍政権のデフレ脱却策は公共事業、金融緩和、成長戦略の「3本の矢」だ(安倍首相)と言う。つまり彼は「家庭や中小企業は後だ。手っとり早く道路や建物をつくって会社を儲けさせ、働き口を増やすのだ。日銀から金を民間銀行に流し込めば貸出金利が下がる(ほんとにこれ以上さがるの?下がり代がない)から会社も家庭も金を借りて家を建てるし、投資や消費も増える。金利が下がれば円を売る投資家が増えるから円安になり、輸出頼みの製造業が海外でモノを安く売れるようになり、業績がよくなるから日本経済は成長する」と言うのだ。え〜〜っ!ちょっと待ってよ。公共事業をジャンジャンやれば借金ばかり膨らむじゃない。補正予算は国と地方を併せて20兆円超えだって!?狂気の沙汰だね。日銀が垂れ流した金はどこに行くの?不動産投資に、スイス銀行になど変なところに行くんじゃないの?インフレが止まらなくなったら大変だよ。日銀はジャンジャンお金を刷ってバラまきゃ済むけど、国民生活は大変だよ。家電や自動車産業が輸出でよくなっても日本経済はそれだけじゃないでしょ。やっぱりモノづくりの主役は中小企業ですよ。新産業育成も本気でやらなきゃ。どっかおかしいよ。やっぱりアベノミス!?
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