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2012/08/23(木)
原発維持を!財界が首相に要望
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昨日は原発の稼働、廃炉をめぐり、さまざまな動きが交錯した。脱原発を求めて毎週金曜日に官邸前で抗議行動を呼びかけている市民団体の代表メンバーと民主党・野田佳彦首相は官邸で異例の面会をしたが、30分間の話し合いは平行線のまま終わった。市民団体側は「大飯原発の稼働停止」「すべての原発の廃炉」を要求したが、これに対し、野田首相は「中長期的に原子力に依存する体制を変える」(つまりいつまでかわからないが原発に依存する)「大飯原発3,4号機は安全性を確認し、総合的に判断した結果だ」と従来の主張を繰り返したのみ。その後、打ち合わせ済みかとも受け取れる日本商工会議所・岡村正会頭と面会。当然、反対の意見を受けたのだから打ち消しておかねばならない。岡村会頭が「原発再稼働」を要請。これで反対と賛成が相打ちになるわけだ。ノーベル賞作家の大江健三郎氏ら脱原発をめざすグループは2025年度までのできる限り早い時期に全原発を停止するとの「脱原発基本法」制定をめざす構想を発表、記者会見。一方青森県の三村知事は原発・核燃料サイクル政策の堅持を枝野経済産業大臣らに要請。しかし、国民の大多数の意見が「脱原発」なのだから通常から言えば「脱原発」なのだが、民主党は・・・?
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