たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/07/20(金) ICIJ調査によれば(1)
ICIJ(米国・国際調査報道ジャーナリスト連合)が世界11カ国で8ヶ月間「死体の組織の不正入手」について取材した闇取引の実態が朝日新聞に報道された。最近、朝日新聞が電力料金の仕組みや不正のキャンペーン(キャンペーンだけの所為でもないが効果があったことは確か)で東電の値上げが8%台に引き下げられたり、「プロメテウスの罠」で福島第一原発の問題を追及したりしている同社の懸命の努力に拍手を送りたい。さて、問題の取材記事であるが、死体から皮膚や骨、腱などの組織を集め、歯科インプラントや美容形成、スポーツ医療用製品の原材料として死体の組織が旺盛に国際的に取引され、高まる需要の中で死体の不正な入手が横行しているという事実と法的不整備及び感染症被害の危険性について指摘している。人体組織の売買は禁じられているが、人体組織の取引を監視する法律はない。本来の形は遺族の同意に基づく「献体」などにより遺体の組織が提供され、非営利団体の組織バンクを通じて医療現場に届くのであるが・・・。

2012/07/19(木) したり顔
体型としてはでぶっちょの部類。大きめの丸顔に肌荒れが目立つのは飲み過ぎの所為かもしれない。それとも少しだけアバタなのかもしれない。時おり、俺は決めたことはやりとおすのだ、という決め顔をする。笑顔はない。二コリともしないしたり顔の奥には笑顔が隠されているのかもしれない。厚生年金基金1兆1千億円の不足にはAIJ投資顧問の損失確定額が1900億円も含まれているにもかかわらず。もう厚生年金制度を止めようという声がでているにもかかわらず。原発の安全神話が崩れても原発を再稼働したのは俺の成果だと顔の奥の顔が肯いている。だが、表の顔は二コリともしないでしたり顔ポーズを決めている。こんなに表情のない笑顔最少も珍しいのではないか。次は外交だ。TPPだ。日程を組めと指示したというが、外国にだすには恥ずかしい男だとは思わないかい。

2012/07/18(水) 区役所の権限見直し議論に注目
以前、区役所の役割と題し、岡山市の区役所の在り方についてわたしの意見を述べさせていただいたことがある。その内容は、せめて区役所の予算権を認めてはどうか、などというものである。わたしは岡山市議現職時代から主張していたが、為し得なかった悔しい思いがある件でもある。だが、ここにきてやっと国の地方制度調査会で大都市制度の見直しの議論の中で「政令市は地方自治体として大きすぎ、きめ細かい行政サービスができていない」とのわたしと同じ問題意識が共通土台となった。政令市の区は内部組織の行政区の位置づけであり、区長には市職員が市長の任命により就く。そこで、区長は市民よりも市長の方に顔と心を向ける。そうではなく「住民に身近な区役所が幅広く仕事をすべき」であり、住民に顔と心を向けるべきとの思いが伝わる議論がされたようだ。具体的強化策は@市から区へ仕事を移管 A市長が独占している予算編成権の一部を区長に委譲 B区長の身分を市議会の同意が必要な特別職に格上げ C区議会のようなチェック機関の創設、などが挙がっているという。地方分権の議論のようにさも地方分権を進めるかのごとく装いながらそうしなかった過去の事案のようにならないように祈りながら注目し、動向を見守ることとしよう。

2012/07/17(火) 病巣社会・日本
国民健康保険会計の医療費が突出している。厚労省が対策に乗り出した。同省の調査によれば、うつ病で会社を退職し、国保に加入するために国保の医療費が他の健保と比べてみれば2倍に膨らんでいるという。2010年度のレセプト(診療報酬請求)を分析したところ、精神疾患により会社を退職した長期入院患者が国保に加入している為国保の医療費の平均は29万7260円、大企業健保が15万5388円、公務員共済組合15万140円、75歳以上の後期高齢者保険89万7084円。退職理由は「精神・行動障害」「精神障害」であり、退職者は会社を辞めると加入できる医療保険は国保しかない。精神疾患中1年以上入院が65%にのぼる。そこで、厚労省は「精神疾患の患者の早期退院、1年以内入院とする対策をとり、医療費の削減を図る」という。10数年前から精神病院関係者からそういう状況をわたしは聞かされていたのでこの状況には驚かないが、問題はその解決方法である。雇用環境の改善、病気の予防対策の強化が必要と岡山市議会でわたしも提案してきた。しかし、厚労省を含めて行政はそうした根本解決法をとらず、入院するな、早く退院しろ、医療費がいくらかかっているか知れ、保険料が高くなるのはおまえの所為だという強制的対処をしてきたために効果を上げずにきた。厚労省や自治体に頼れない現状ではあるが、基本は「病巣社会・日本」の根本治療ではなかろうか。

2012/07/16(月) マスコミの世論誘導!
山陽新聞社の偏見的見出しは故意であると思われる。今朝の同紙の2面左肩に消費税増税に関する共同通信の世論調査結果が掲載されていた。見出しは「増税に理解示すも慎重」である。この見出しからすれば調査結果は過半数が「増税を認めた」と受け取れる。しかし、グラフと記事を読むと違っていた。どちらかといえばを含んだ賛否では、消費税率引き上げ賛成は43.4%でしかない。反対が半数を超える55.2%であった。残数はわからないという回答である。消費税増税関連法案の今国会成立については成立したほうがよいが36.7%と少なく、しないほうがよいが57.9%である。国民は増税を決める前にまず選挙をせよと求めていることが読み取れる。とすれば、見出しは「増税反対多数、実施するなら選挙後」ではなかろうか。見出ししか見ない読者が悪いのか?それとも山陽新聞社はお金を払ってくださっている読者を馬鹿にしているのか?いずれにしてもひどい話だ。この傾向について以前からわたしはひどいと感じていた。もう、わたしは山陽新聞の購読を止めようかと思う。父の代からずっとおつきあいをしてきたのだからもう何年になるのだろう。残念ではあるが、同紙の偏向はこの先も変わることはあるまい。

2012/07/14(土) 先生に解決はまかせられない!?
大津中2年生の自殺を警察が捜査に入ることになり、大津市教育委員会はやっと自殺といじめの関連性の一部を認めるようになった。これまで、大津市も、滋賀県警も被害者の親の訴えを取り上げなかったが、警察は捜査に踏み切り、大津市も自殺といじめの因果関係を認める方向で調整にはいるようになったようだ。いじめアンケートの概要では(自殺前日、加害生徒に)僕死にますと電話していたことやガムテープで縛られたり、ゴミを口に入れられていたなど生々しい記述があるが、これまで公開されず、無視されていた。学校の対応では「加害生徒に一度注意したがその後笑っていた」など先生に相談しても解決できない事態・状況があったということだ。これはわたしにもわかる。先生に任せられないからわたしも喧嘩したのだが、先生は親がうるさくない方のわたしをしかった。先生に殴りかかるのを必死にこらえたこともある。これは生涯の屈辱となる。親の職業で指導を放棄する教師の問題と解決策も合わせて方向を正しく示してほしいと思う。暴力や不正に毅然と立ち向かえと言う教師が立ち向かえない現状を打開してほしいものだ。

2012/07/12(木) 480万人雇用創出?
民主党・野田政権は2020年までの日本再生成長戦略原案を決めた。環境、医療、介護、健康、観光分野で計100兆円超の新市場及び480万人超の新規雇用創出の目標を掲げた。社会保障を先送りした消費税増税導入の経済成長目標達成の歯止めを無くしたものの気が引けるのであろう。100兆円市場、480万人雇用創出とぶち上げた。任期が残り少なくなって今更できるはずがない目標だから選挙目当てでもあるのだろう。まさに「ほら吹き」としか言いようがない。ところが橋下徹大阪市長・維新の会会長は大飯原発反対から一転して容認に変節したのに続いて「野田首相はすごい。決めたことができる人」とこれまた一転評価に転じた。民主党を離党した小沢氏に対する答えとも受け取れる。とすれば橋下もいい加減な奴だということに。小沢も小沢だが、民主党から公認されなかった姫井由美子氏(参)も「捨てる神あれば拾う神あり」とばかりに小沢新党にちゃっかり入ってしまった。小沢新党名は「国民の生活が第一」。姫井氏の変節を見れば「自分の生活が第一」が党名にもっともふさわしのではないかと思える。橋下氏は100兆円市場480万人雇用創出が「ほら」だと知っていながら野田氏を評価した。ならばこの次どう変節の言を吐き飛ばすのだろう。マスコミには日本と国民の行く末を見据えた真実を報道してほしいものだ。

2012/07/11(水) 尖閣はなにを先覚させるか
ぐずついた天候は当分続きそうだ。日本の上空は民主党・野田政権の暗雲で覆われている。野田首相の尖閣諸島国有化発言もそのうちの一つだろう。尖閣は石原東京都知事が購入計画をすすめ、以前同氏は野田首相に「国が購入する意向があるなら2人で念書をかわし、都が買い取ってから国に渡そう」と提案していたという。ところが、突如、「国有化」と言い始めたことに石原氏は不快感を表明した。当然、領有権を主張する中国も反発している。
なぜ?この時期に都抜きの単独国有化を打ち出したのだろう。民主党・野田政権は国民のためではなく財界のための消費税増税で揺らぐ民主党を次の総選挙で勝ちたいがための見え見えの政権浮揚策であることは明らかである。こんないいかげんな外交政策で
政権浮揚できると考える民主党の浅知恵こそが問題であろう。そしてまたこのままでは国の財政が破たんするから増税が必要だとする民主・自民・公明などの消費税増税案可決でさらに途端の苦しみを日本国民に味あわせようとしながら8日の国際会議で「アフガニスタンに最大5年間で約30億ドル(約2400億円)支援する」ことを決めたと言う。先見、先覚をもたない、そして家族を帰りみない道楽もの亭主となぜ離婚を決意しないのだろう?
空を仰げば雨がぱらぱらと落ち始めた。見渡す限り空色は利休ねずみだ。

2012/07/10(火) 原発は今!?
今年1月現在、わたしたちの地球上に原子力発電所が427基あるという。1986年のチェルノブイリでの事故後は横バイで推移しているという。だが、昨年、福島原発での爆発事故があったにも関わらず、中国、韓国、インド、パキスタンで4基が建設・運転を始めたという。これまで日独伊3国で13基が閉鎖、廃炉したとのことだが、一歩前進二歩後退の感がぬぐえない。インドでは(インド南端のクダンクラム)8月の運転開始に備え、100人の警官を配備したという。福島の事故で反対運動が激化し、5人以上の集会を禁止するとともに反対運動に関わった人を700人以上拘束した。20年後、今の原発の発電能力を13倍、6300万kwにするというシン首相は国会で「原発の否定は国に害を及ばす」と言い切った。中国も同じく原発で電力を賄う姿勢を貫く。世界最大の104基を保有する原発大国アメリカは34年ぶりに原発の建設、運転を認可した(東芝傘下の米ウエスチングハウスが4基)。イギリスも促進の方向。だが、放射性廃棄物の処理費がいくらかかるかわからない。そのために足踏み状態だとも。地球を護る方策を真剣に模索しなければならない。人類が生き残るために。福島の原発事故で思い知らされたように原子力発電所は原子爆弾と同じなのだ。

2012/07/09(月) 岡南小開校80年
今日、岡南小学校開校80周年記念事業がおこなわれました。今年の児童生徒は512人(職員49人)という規模は以前と比べてみると大幅減となっていますが、岡南っ子はすくすくと素敵な子どもたちに育っていました。岡南小の開校は昭和7年7月7日でした。当時の名前は岡南尋常高等小学校。昭和16年に日本が戦争を始めると、岡南国民学校という名前に変わりましたが、現在の岡南小学校という名前は戦争に敗けた後の2年後、昭和22年でした。わたしは岡南小学校同窓会長として子どもたちにお話をする機会をいただきました。わたしはお話というよりは子どもたちと会話をしました。子どもたちは元気いっぱいに手を挙げて発言してくれます。そして、よく話も聞いてくれました。わたしはプレゼンテーションができ、話も聞いてくれるすばらしい子どもたちだと感心しました。この子どもたちはこれから先10年後以降の日本を背負ってゆく子どもたちです。国債社会の一員として立派に生きて行けるすばらしい能力を持っていることを確信しました。ありがとう!岡南っ子のみなさん。

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