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2012/07/12(木)
480万人雇用創出?
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民主党・野田政権は2020年までの日本再生成長戦略原案を決めた。環境、医療、介護、健康、観光分野で計100兆円超の新市場及び480万人超の新規雇用創出の目標を掲げた。社会保障を先送りした消費税増税導入の経済成長目標達成の歯止めを無くしたものの気が引けるのであろう。100兆円市場、480万人雇用創出とぶち上げた。任期が残り少なくなって今更できるはずがない目標だから選挙目当てでもあるのだろう。まさに「ほら吹き」としか言いようがない。ところが橋下徹大阪市長・維新の会会長は大飯原発反対から一転して容認に変節したのに続いて「野田首相はすごい。決めたことができる人」とこれまた一転評価に転じた。民主党を離党した小沢氏に対する答えとも受け取れる。とすれば橋下もいい加減な奴だということに。小沢も小沢だが、民主党から公認されなかった姫井由美子氏(参)も「捨てる神あれば拾う神あり」とばかりに小沢新党にちゃっかり入ってしまった。小沢新党名は「国民の生活が第一」。姫井氏の変節を見れば「自分の生活が第一」が党名にもっともふさわしのではないかと思える。橋下氏は100兆円市場480万人雇用創出が「ほら」だと知っていながら野田氏を評価した。ならばこの次どう変節の言を吐き飛ばすのだろう。マスコミには日本と国民の行く末を見据えた真実を報道してほしいものだ。
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