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2012/06/08(金)
沖の鳥島は日本の領土
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国連の大陸棚限界委員会が日本の大陸棚延長申請に対する勧告の要旨をホームページ上で公表したとのこと。外務省はこの勧告により「沖ノ鳥島を基点に大陸棚延長が認められた」としている。中国側は「沖の鳥島は島ではなく単なる岩だ」「日本の主張にはなんら根拠がない」としてきたが、勧告要旨は沖の鳥島を想定していないと反論する可能性を残している。それは勧告全文が公開されないためであり、要旨では「太平洋4海域の計約31万平方キロメートルを日本の新しい大陸棚として認定し、大陸棚の基点の一つとして「九州・パラオ海嶺上の日本領土」としている。となればこの海域に属する領土は沖の鳥島以外には考えられない。しかし、中国側はそれを認めれば沖の鳥島海域での海軍活動が制約されることになる。尖閣諸島と同じく日中領土問題になるだろうことは明白である。早く国連中心の平和的解決のできる時代が到来することを願う。
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