|
2012/06/24(日)
夏椿の白い花のたおやかさ
|
|
|
週明けから消費税増税国会がより激しく動き始める。盛者必衰、猛き人もついには滅びぬの理どおりいずれは潰え去るであろう政治屋たち。だが、それを使う人たちはなかなかにしぶとい。今夜はNHK大河ドラマ「平清盛」がある日だ。源平藤戸合戦の古戦場にある藤戸寺に出かけた。倉敷市天城・藤戸にある藤戸寺には夏椿(沙羅)の花が咲いているとの情報を得ていたためである。前にも書いた平家物語の最初の語りにある一小節の有名な部分である漢文調のすばらしい語り口がわたしは大好きです。往くと、10数年前には入り口左手に沙羅双樹の巨木があり、中庭にも巨木があったはずと目を凝らしたがない。よく見れば中庭の樹は根元から切断されていた。そして新しい沙羅の樹が可憐な花をつけていた。ここにも栄枯盛衰の理があると感心もし、また納得したのであった。 ま白きや盛者必衰沙羅の花
|
|
|