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2012/06/16(土)
民自公野合の果ての梅雨最中
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第5管区海上保安本部が発見した「輸出目録」は、中国軍系の「中国航天科工集団公司」の子会社が昨年5月に開発・製造した大型特殊車両WS51200(全長21m)を北朝鮮に運んだことを示すものだった。輸出元は中国の「武漢三江輸出入公司」であり、輸入元は北朝鮮のリムモク総合貿易公社」となっていた。この会社は日本政府がリストアップしている武器輸出入関連企業の極秘ファイルにはなかった会社である。制裁逃れのためのペーパーカンパニーと思われる。これまで中国の闇の支援に使われてきたカンボジア船籍船HARMONY・WISHはロケット推進燃料として使えるヒドラジンやケシロン、原子力関連施設に必要な鉛ガラスなどを輸出していた。中国は国連の安保理の舞台で民生用だと言いぬけてきた。疑惑を否定し、署名を拒んだことさえあるという。今回明らかになったWS51200はミサイルの起立装置の装着を前提にした軍事物資である。弾道ミサイルという大量破壊兵器に関連する軍用物資である。北朝鮮は4月15日故金日成国家主席生誕百年を祝う軍事パレードで新型弾道ミサイルを載せた16輪の大型特殊車両8両を公開した。間違いなく中国が北朝鮮に輸出した軍用大型特殊車両であった。(続く)
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