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2012/06/15(金)
花柚子や香り高くも棘がある
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「HARMONY WISH」という名前のカンボジア船籍の貨物船(1999トン)がある。だが、乗組員のほとんどは中国人だという。過去4年間で10回近く北朝鮮の清津、元山、南浦などに寄港している。つい最近では備前港に耐火レンガの資材運搬で寄港し、その先は行方がわからないという。この貨物船は中朝貿易に深くかかわってきた。と同時に、北朝鮮、ミャンマー、ラオスなどとの闇の支援に関わっているとして日本政府はマークしていた。「HARMONY WISH」が上海を出港したのは昨年8月1日だ。同船は、3日後、北朝鮮西部の南浦に到着した。そして、同船が大阪港に入港したのは10月3日。第5管区海上保安本部が任意で立ち入り検査した(以前から任意立ち入り検査を実行していた)ところ、信じられない輸出目録を発見した。日本政府も、関係者もこの輸出目録の発見に湧きかえったという。 「これでこれまでのように中国は言い逃れはできない」と。ところが・・・この事実が公表されることはなかったのだ。(続く)
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