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2012/05/04(金)
ムンク「絶叫」
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5月2日夜、美術品の競売がニューヨークでおこなわれた。ムンクの「叫び」が1億1992万2500ドルで落札されたというから驚いた。日本円で手数料込みの96億1千万円に相当する。エドバルト・ムンク(1863〜1944)はノルウエーの画家で、「叫び」は背後の赤い雲、ゆがんだ表情など人間の不安を描いた作品として知られている。ある美術館の学芸員X氏によるとムンクは橋の上で自分自身の叫びを聞いたのだとか。落札された絵は4点ある「叫び」のうち、1895年に書かれたパステル画で、ノルウエーの実業家オルセン氏が所有していたとのこと。これまでの最高落札記録は2010年5月のピカソの油絵で「ヌード・観葉植物と胸像」の1億648万2500ドルだったとのこと。金を持っている人(者・社?)もいるものだ。世界は広い!
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