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2012/05/28(月)
夢に立つマーガレット咲く丘に君
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マーガレットはキク科の多年草。遠くアフリカのカナリア諸島から明治末期に渡来した。枝ごとにその頭に清楚な花をつける。真ん中の管状の花は黄色く、周りの舌状花は白い。南伊豆ではマーガレットラインが設けられ、ドライバーの楽しみな場所の一つと言われている。今の時期に一度行って見たいと思うがなかなか果たせないでいる場所だ。岡山市では今河原道や吉備新線などで黄花コスモスの黄色い花の群生が見られる。これもなかなかいい眺めである。花や野菜や鳥たちは国境を越えてやって来てわたしたちを楽しませてくれ、豊かにしてくれる。国境を越えてやってくるものに最近では経済活動が加わった。昨日わかったことでは、中国の通貨・人民元と日本の円を直接交換する取引を6月に始めるという。これまで米ドルを使って為替相場を算出していた。直接交換すれば為替変動リスク、取引上のコストが随分と少なくなる。今後の米経済との問題があるかどうかという不安はあるが、いいことだ、と思う。マーガレットのように根付いてわれわれを楽しませてくれ、実と同時に心も豊かにしてくれることを願う。
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