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2012/05/26(土)
麦秋や決意をくじく朝の雨
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初夏は麦の実りの季節である。岡山では西大寺などではしらさき小麦が、藤田などではビール麦が黄金に実り揺れている。実りの季節を秋で表現する。竹の秋は春であり、麦の秋は初夏という具合に。わたしは昨日、玉ねぎを採り入れしようと思っていたが、雨のために日程変更をせざるをえなくなった。残念なことではあるが致し方ない。そんな昨日の出来事に、人気お笑いコンビ・次長課長の河本準一さんの母親が岡山市で生活保護を受けていた問題が加わった。報道によれば、今年4月まで約15年間生活保護を受給していたようだ。この事件が昨日の衆院社会保障と税の一体改革特別委での小宮山厚生労働相の「生活保護費支給水準引き下げ」「扶養義務がある親族への扶養義務責任強化」発言となったという。だが、真因は生活保護受給者の急増、特に職を亡くした若者の受給者の増加にあり、生保費を減らしたいという民主党と10%引き下げを要求している自民党などの思惑があることははっきりしている。生保の公平性の担保は必要だ。だが、その前に、やるべきことは、民主党は政権与党として働く場所と国民が労働の報酬で生きてゆける国づくりをすべきではなかろうか。
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