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2012/05/23(水)
ビール手に山女の滴落ちる見つ
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山女の美味しい季節になった。イベント会場では定番になった感のある山女の炭火焼。ビールを手に早く焼けないかと山女が滴を垂らしているのをジリジリ待つのも楽しいものだ。だが、このような楽しい気持ではなく、ジリジリ待つことになるのが、民主党野田総理と小沢氏の来週の会談かも知れない。野田、小沢、輿石三者会談が来週おこなわれることになった。大方の見方は「平行線」との見方だが、となれば、自民党が野田氏に要請している小沢切りの第1歩となるかも知れない。結果は「消費税増税へ」となるか!?それとも党内に小沢氏を残したまま「会期延長」か。 それとも「法案先送り」か。昨日の国会(衆院特別委)での答弁は15年に消費税を10%に引き上げた後の再増税には触れなかった。民主党の試算では財源が10%でも不足との結論が出ているにも関わらず、である。まさに不誠実極まりない答弁が続いている。国民は山女ではなく、災い感をもって国会審議とその周辺の動きをジリジリ見ている。使い道のない巨大企業の莫大な内部留保(正規・派遣切りなどで浮かした人件費や優遇税制で貯めてきた)をなぜ早く景気浮揚のために使ってほしいと民主党は言わないのか。誰のために政治をしているのか。こう考えてくると彼らの目が国民に向けられていないことは確かだ。
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