たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/05/10(木) 大山鳴動ねずみ一匹
国の主導で全国の自治体とマスコミが大騒ぎした平成の大合併が一段落した。岡山市も人口70万人に満たない時点で合併の功労により政令指定都市に認定された。全国に派遣された優秀な国からの出向者が陣頭指揮をとった。合併促進のエサは国から地方への税源配分を期限付きで以前の自治体のままとするという交付税の特例措置である。脅しは合併しなければ交付税が減るぞ、自治体の維持は難しいぞ、というものである。だが、合併しないで名誉ある孤立を選んだ自治体も多くある。そんな中、真庭、美作、安芸高田市と島根県雲南市の4市が合併に伴う特例措置が10年で打ち切られるので交付税の大幅減額を前に会合を持った。算定方法を見直してくれと国に意見をだすためである。全国市長会も会合を持った。国に意見をだすためである。これまたあれほど大騒ぎした地方分権一括法により見せかけは地方に権限があるかのようだが実態はない。これらの会合はこのことを証明している。
地方が独自に判断し、維持できる地方制度を国はやりたがらないようだ。ここに大阪市長橋下氏が国にかみつく根拠がある。マスコミが持ち上げる根拠がある。市民が共感する根拠がある。国が隠している秘部へのパンチである。会合を持ってお願いする手法ではないところに彼の特徴がある。要は地方に係る交付税などの負担を国は減らしたいだけなのだ。権力の維持なのだ。そのためにいろいろ理屈をつけ、餌をぶら下げ、脅しをかけ、思う通りにやらせていく。この権力構図が原発をも推進してきたのだ。この為政者の陰に潜んでいるものをあぶりださなければならない。橋下氏はここに噛みついたのだ。だが、この橋下の全言動を含め、よく見つめ、日本人は事態を正しく見通す目を鍛えなければならない。われわれは何度騙されてきたことか。


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