たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/04/20(金) 潔し椿の落花の速きこと
赤い椿の花がたくさん咲いている。観ているとポトリと落ちる。昔、侍は落首の花としてこの花を嫌ったという。これに反抗するかのように黒沢監督は映画「椿三十郎」で椿に特殊な役割を与えた。赤い椿の花がご家老救出のための討ち入りの合図だったが、隣邸から通じている討ち入る側の邸内の庭の流疎水に赤い椿の花が流れてくるシーンにわたしは感動したものだ。外国の人は日本人を侍として尊敬する向きがあるようだが、事実は違う。誰の仕業か知らぬが、どうも意図的に侍像がつくられているような感じがする。だって、政府も、役人も、大企業家も、みんな、みんな、偉い人たちは潔くない。身を切っても・・・というのは口先ばかり偉そうでなんら自分の責任さえとろうとしない。ひどいものだ。福島原発事故もそうだ。原発を仕掛けた奴も、事故を起こした奴も、知らん顔だ。破たんしたAIJ投資顧問の厚生年金基金損失問題もそうだ。責任ある地位に就き、それ相応の報酬を受け取っている人たちよ。その責任は椿の花のように赤い血を流してでも償わなきゃ駄目でしょ。

2012/04/19(木) 葉桜は花を散らせて虫をつけ
今日から天気が崩れるようだ。今は晴天だが午後からは雨の予報である。この雨で桜の残りの花たちは散ってしまうだろう。現在は九分咲き、八分咲きの桜の花が残っている。これから虫がつく季節へと向かう。桜の木にはよく虫がつく。この虫の処理には難義するが立ち向かわねばならない。在日米軍再編見直しで日米両政府は老朽化している米軍普天間飛行場(沖縄市宜野湾市)の補修をすることと日本がその経費の一部を払うことについて合意をし、共同文書に明記したという。日本はいつまで太平洋戦争の占領下をひきずるのだろう。散るさくら残るさくらも散るさくら、という良寛和尚の辞世の句を引用し、多くの若者の命を散らし、国民の命、アジア人の命を奪った戦争責任を天皇は取らないまま在日米軍基地存続という形で未だに戦後を引きずっている。戦後66年。もういいかげんに独立国となってもいいのではないか。日本という桜木は花を散らせ、住みついた虫のいうとおりになりながら働いてきた。虫を追い出すに刃物・薬は要らぬ。安保条約を廃棄する通告で足りるのだから。

2012/04/18(水) 膝折りてさくら散り敷く道を観る
もう葉桜になりつつある桜の花が道を埋めつくしている。西川や枝川は花いかだを浮かべ、流れている。人が歩いた後が靴で踏みにじられ、汚れているのでよくわかる。「なんて可哀そう」と思い、膝を折り、通り道の桜の花びらを脇へ避けてやる。すると鳩が舞い降りて来て花びらを舞いあがらせた。今朝の朝日がまぶしい緑道公園での出来事だった。自然の営みというものはさまざまなことがあるものだ。自然の力、太陽の光の力を借りて電気を造り出す事業もそうだろう。岡山県は晴れの国だと宣伝しながら大規模太陽光発電所(メガソーラー)がなかった。やっとこのほど
広島県の「ウエストホールディングス」が笠岡干拓地の笠岡市の市有地約3.8ヘクタールに決まったようだ。今年7月から全量買い取り制度が始まるのを見越してのことだ。だが、岡山県内の事業所が事業主体でないのがさびしい気がする。しかし、よかった、よかった。やっと岡山にも一つできた。

2012/04/17(火) さくら散る明日は歯医者だ
生活相談者が絶えない。ありがたいことだと思う。だが、次への一歩が踏み出せない。踏み出せばお相手をする余裕が無くなってしまうだろうから、それもしのびないし、申し訳ない気がするからだ。どうしたものだろう!?だが、いずれ次の一歩を踏み出さなければならない。暮らしのこともある。収入が無いのだから。そろそろ決断のときかも知れないと思う。春も終わり、そろそろ夏に近くなってきている。桜が散っている。明日は歯医者を予約している。人生の季節は錦秋から白冬へと進みつつある。季節を楽しみつつ、体を使って働きながら、よき人生をまっとうしたいものだ。

2012/04/16(月) だみ声を残してゆけり明け烏
今朝の山陽新聞に珍しく(と言っては、山陽新聞さんに失礼だがあえて言わしてもらうと)戦後の社会保障運動の先駆けである朝日茂さんの特集記事が掲載された。1913年生まれの朝日さんは人生の大半を国立岡山療養所で肺結核の療養生活をおくることを余儀なくされた。その闘病生活の中であまりにも貧しい生活保護基準を改善してほしいと国を相手に憲法25条の最低限度の生活を維持するとは?と問いかけ、訴訟した。1960年1審は勝訴したが、63年の控訴審で敗訴。その翌年の64年に死去された。訴訟は小林夫妻の養子縁組により継承されたが、67年上告人死亡を理由に裁判に終止符が打たれた。裁判所が3権分立ではなく、国の出先であることも証明されたのだ。そしてまた国は裁判を終了させたものの実質的には改善するほかなかった。が、また後退がはじまった。しかし、この闘いは今もその心が引き継がれている。生保制度で70歳以上の高齢者に支給されていた「老齢加算」廃止は憲法25条と生保法に違反すると訴訟が提起されている。いつも弱者を切り捨てる為政者たちの切り捨ての歯止めに憲法がなればいいがと祈る気持ちだ。ある方がわたしにこう言ったことがる。「朝日はけしからん。国に頼るな。自立自助が原則ではないか。カラスと同じで嫌いだ」と。当然わたしと口論になった。彼にはだみ声に聞こえた烏の声であっても、わたしには時代を切り開く明け烏の声に聞こえる。聞こえ方が人によって違うのではなく「人が生きることへのいたわり感」の違いではなかろうか。一人ひとりの人がいてこその国ではないかとわたしは思う。一人ひとりの人がその人生をまっとうできる支援をするのが国ではないかとわたしは思う。

2012/04/15(日) なつかしき春の山かな山すそを・・・
なつかしき春の山かな山すそをわれは旅人君おもひ行く 若山牧水のこの歌をこころに思いながら、別子銅山・マイントピア別子を散策しました。昨夜は午後6時半ごろから今朝2時近くまで酒を酌み交わしながら3人で語りあいました。国のこと、県のことや市町村のことなどなど放談に花を咲かせました。もちろん放談の前と今朝はお湯にもつかりました。伊予・松山の湯は格別でした。感謝です。今朝は9時半ごろ宿を出て別子銅山後へ向かいました。そこは深い山の中ということもありとても静かでした。松の緑一色のなかにまっ白な山桜が咲いている風景(コントラストの妙もありさすが牧水が愛した風景だ)が眼前にありました。満開の桜吹雪の中をトロッコ電車で坑道前に向かい、坑道内に設置された鉱石を掘ったり、荒銅や延べ銅をつくるまでの元禄3年当時の作業の様子を人形や模型などにより再現している展示物を観てまわりました。坑道をでると深い山間の谷間の川の深みには澄み切った透明な水の中をヤマメが泳いでいました。とっても楽しい二日間をありがとうございました。もう一度感謝です。

2012/04/14(土) 伊予の湯や友と語らむ卯月宵
今日、明日と伊予は松山・道後温泉に行くことになった。愛媛県庁に勤務する友人を訪ねる。久しぶりに会う友人たちと湯につかり、酒を汲みかわしながら種々語りあいたいと思う。昨日打ち上げが失敗した北朝鮮のミサイル(同国は人工衛星と言っている)のこと、民主党政府がゴーサインをだした大飯原発(2日で安全が保障される議論が尽くされたと言えるかの批判に対しさらに1週間ほど発表を遅らせただけで内容は努力義務の工程表だけ)のこと、日ロ戦争・日本海海戦の立役者である秋山兄弟2人のこと、その友人である正岡子規のことなど話題は多い。政治の問題では彼の見識もうかがっておきたいと思う。「友あり遠方より来るまた楽しからずや」の友の方がわたしであるから言いかえると「友あり遠方に尋ねるまた楽しからずや」であろうか。

2012/04/13(金) 白髪をかきむしり鏡を見る
いま空は曇っている。夕方から雨になるようだ。昨日の晴天の反動かも知れない。春は天気が崩れやすく、変転が激しいのは致し方なさそうだ。致し方なしで済ませられないのが国会議員の議員宿舎に対する考え方ではなかろうか。議員宿舎は地上28階、地下2階、全300戸というが、間取りは3LDK。東京の家賃相場は1戸45万円〜50万円だが、5年前の賃借入居費は5分の1以下の9万2千円。ところが今年の4月から8千円下げて8万4千円にしたとのこと。国民には増税をして自分たちは値下げするという心根はいかがなものか。自分がよければそれでいい。口先だけ国民向けの言葉を選んでいればいいというのでは国政をまかしておけないのではないかと思う。自民さん、公明さん、そして政権与党の民主さん。その他野党のみなさん。いったいどうなさるお積りですか。いま空は曇っている。夕方から雨になりそうだ。

2012/04/12(木) 疲れた頭へ空っぽの桶をのせる
昨日は頭痛がするほどの雨の中をよく働いた。今日は気持ちのいい晴れ。日本の政治はまだ五里激雨中。早く晴れてくれないかと気をもむもののどうもなりそうにない。せめては空っぽの桶を頭にのせて鼻歌でも・・・。政府は無策で金がないからと即増税。つまりは施政能力ゼロだということを示しているわけだ。政府が増税なら地方の自治体も同じようだ。岡山市はごみも有料に。ほんとは法律でゴミ処理費は税金でまかなうことになっているのに御用学者にあれこれ理屈をつけさせてゴミ有料化の法的根拠にした。つまりは金がないのはおまえのせいだと、市民のせいにして金を取るようにしたのだ。今度は大阪・泉佐野市が関西空港と対岸を結ぶ連絡橋に100円の通行税を取るという。普通車で現行800円が900円となるわけだ。100円だから大したことないと国も認めた。この理屈で介護保険料も、国民保険料も、市町村の窓口手数料も引き上げるのだから家計は火の車だ。こいつらの頭は空っぽの桶じゃないかと疑いたくなる。

2012/04/10(火) また逢いたい山が遠ざかる
逢いたい!と切に思う。人生という旅で出会う山や川や海など。あなたにはいますぐ逢いたいと思う人がいますか。当然いますよね。逢いたい人がいるということは幸せです。岡山市の桜は9日が満開。昨年より2日遅れ、平年より5日遅れとのこと。標本木は後楽園内にあり、気象台職員が昨日午後3時半ごろ花が8分以上咲いているのを確認したとのことです。満開の桜の下で逢いたいものです。

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