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2012/03/26(月)
なにごとも腹におさめてこぶし見る
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こぶしの花が咲き初めた。昨週の相談者の応対を思い返しながら花を見上げた。わたしの友人の名前を語り、相談に来られたが、とても嫌な感じのする人たちでした。ええい、と頭を振り、白鳳は強いなあ、と思う。昨日、白鳳は優勝決定戦で関脇鶴竜を上手投げで下した。貴乃花に並ぶ史上5位、22度目の優勝を果たした。直接対決を除く千秋楽での逆転優勝は2004年夏場所の朝青龍以来とのこと。星の差一つで鶴竜を追っていた白鳳が大関把瑠都を寄り切って、13勝目をあげての優勝決定戦への進出もすごい。鶴竜もこの成績で大関昇進が確実というからすごい。となると、一人横綱はモンゴル出身。6人の大関のうち、モンゴル出身が2人、エストニア1人、ブルガリア1人、日本人は2人ということになり、まことに国際色豊かな上位陣となる。日本の国技という点から見れば疑問は残るが、世界の相撲になったと考えれば違和感は残りつつもそのうち慣れるのではないかと思われる。相撲界も、世界に恥じない旧悪を払しょくしてほしいものだと願いながらこぶしの木を後にした。
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