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2012/03/02(金)
ハンザキよ雪解け水は冷たかろ
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奈良地裁で2月28日に判決があった。二人の警察官の職務上の発砲は無罪となった。計15回の公判のなかで、被告の警察官の二人は動く的を撃った経験がないことがわかった。また、発砲時に動揺していたこともわかった。警察庁は訓練不足の中で発砲をためらう事態を回避しようと、2001年発砲をためらうなと規則を改正!?その後、全国的に発砲が増えた中での今回の事件をどう考えるか!?がこの裁判の注目点だった。警察官は「逃走する車の車内は見えなくても腕を撃つ自信はあった」と主張。だが、当時の発砲姿勢をもとめられ、再現したが、???「とっさのことで・・・」と訓練どおりできなかったことを認めた。年1回の実射訓練もできていない警察の現状も露呈した。ある警察関係者は「訓練の程度がバレタラ暴力団に軽くみられる。オープンにしたくなかった」というが、誤射で一般市民が巻き添えになる可能性も大である。この判決でさらに実射が進むと思われるが、わたしは今回の判決を機会に一から根本的に見直してほしいと願う。
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