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2012/03/19(月)
首折れるほど仰向いて空を見る
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最近は仰向いて空を見ることが多くなった。空を見たからといってなにかが変わるわけではない。だが、見ずにはおれない心境がある。例えば、福島県内にとどまっている小学5年生、中学2年生への共同通信アンケートでわかったことは放射線についての認識が不足していることだった。放射線を気にしながら生活しているかどうかについて、「気にしていない」32%、「自分は気にしていないが家族が気にしている」30%、「事故前から気にしている」1%、「事故後気にしている」32%であった。この子たちは将来ガン発生のリスクを背負うことになる。正しい知識と認識をもって対処しなければならないはずであるにもかかわらず この状況である。東京電力福島原発事故にかかる責任者は誰もいない(なぜ責任者を民主党・政府ははっきりさせないのか)し、とらないのだから、とりあえず、みずからの生命はみずからが守る方策を考えなければならない。そう思うと、空を見上げる心境になる。
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