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2012/02/09(木)
セシウムが怖くて走る春の雨
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福島第一原発以降「春雨じゃ濡れて行こう」という風情は失われたようだ。また時代の流れの中でわずかに残された一家団欒という日本の昔のよさも急速に失われつつあるようだ。仕事を失い一家離散の悲劇が相次ぐ日本。一家団欒ではなく一家喧騒の怒鳴りあい日本になりつつある。経済的貧困が不和の連鎖を生みだしてゆく日本の未来はどうなるのか。考えるゆとりもないまま、これに追い打ちをかける「課税夫は野田」の消費税。消費税は確実に弱者から絞れるだけ絞って切り捨ててゆくことになる。さらに、さらに、この列島の異常な寒さで野菜は値上がりし、キャベツなど例年の2倍から2.5倍に。お天道さまでお見捨てになるのかと空を見上げる今日この頃。静かなる不安がそっとしのびよる。
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