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2012/12/17(月)
総選挙・予想を超えた結果に
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今朝も寒い朝であった。手足が冷たく、かじかんだ。総選挙結果にも身震いした。小選挙区制度の恐ろしさが身に染みた。自民圧勝・自公で衆院の3分の2を超えた。民主党の3年3カ月、特に野田政権の嘘つき運営が同党の大敗を招いた。自民・安倍氏のインフレ、景気浮揚、雇用拡大に期待した人も多いかと思う。しかし、いずれ失望する時が来るだろう。消費税増税で浮かせた200兆円を使っての公共事業拡大で日本の再生はない。一時しのぎにしかならないだろう。維新の橋下、石原はこれから試される。日本の右傾化を許すか、それとも平和維持か!?墓下で坂本竜馬は名を語られて泣いているだろう。安倍氏の憲法改正・自衛隊を国防軍にして海外派兵へ・は現実味を帯びてくる。日本経済の3つの崖(1)震災・原発事故による輸入超過(2)製造業の価格競争力低下(3)日中関係悪化、の(3)はなお悪化するはず。 維新・石原氏の中国こきおろしはさらに悪化させる要因ともなるだろう。結果として、大企業のためにさらに税金が使われることになるだろう。結局、大多数の国民は浮かばれない。この選挙結果で忘れてならないことは、投票率からは「国民は選択する党がなくなった」ということ、投票結果からは「いつでも政党を政権からはずせるぞ」ということを示したということだろう。また、来夏の参院選は憲法改正の正念場となる分岐点となるだろうということである。
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