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2012/12/16(日)
文化力が日本を強くする
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昨日、日本経済の3つの危機をご紹介した。震災、原発事故による輸入超過、製造業における競争力低下、日中関係の悪化の3つであるが、なにが突破口になるのだろうとわたしなりに考えてみた。人間の幸せってなんだろう?お金は必要だ。しかし、有り余るほどのお金は必要ではない。日本ではほんの一握りの大金持ち・大企業と国を動かす人たちがいる。この人たちは金があればあるだけ金をほしがる。だから税金をも食い物にする。喉が乾いて仕方ないのだ。政党助成金もそのうちの一つだ。嫌な日本だ。しかし、大多数の日本の国民一人ひとりが心豊かに暮らしてゆくにはどうすればいいのか?韓国は映画やスポーツ文化を経済と併せて奨励し、成功した国の一つであろう。日本はもう一度文化政策を考え直す必要があるのではなかろうか。日本人は本来、勤勉で、学問にも芸能にもスポーツにも精進してきた。その結果がモノづくりで成功を収めたはずだ。だが、学生たちが勉強しなくなったという。わたしは日本人の勤勉さが失われたとは思っていない。やる気を失わせている為政者の無力化政策がそうさせているとしか思えない。日本人よ!文化を愛し、文化を極めるためにもう一度われわれの足元を見つめよう。アニメは世界でも日本は超一流である。文化力で日本が世界から評価される国になることが日本人を幸せにする道ではなかろうか。みんながそう考えるようになれば、自分たち金持ちだけじゃなくて国民みんなが幸せに暮らせる税金の在り方を考えるようになるのではなかろうかとわたしは思う。
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