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2012/11/06(火)
標高1300mでの学習会
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さあ、これから食事時間を遅らせて2時間少々学習会です。講師は気候ネットワークの豊田陽介さん。演題は「再生可能エネルギーの可能性」〜地域でFITをどう活かすか〜についてでした。 まず、今、再生可能エネルギーが求められる背景は何か?と、地球温暖化、ピークオイルの状況、原子力政策の限界(ウラン資源は有限であり、大量の核廃棄物が発生する。高コスト)についてお話しされ、太陽熱、太陽光、風力、バイオマス、小水力、地熱発電についてご説明されました。その後、世界の発電状況について資料解説され、自然エネルギーが普及すると電気代が高くなる?ことについて、原材料費、原発処理費用も含めての単価比較の説明をされ、再生可能(自然)エネルギーが高くないことを証明して見せたうえで、雇用創出、産業構造の変化についての見通しを述べられました。その上で、今、日本で遅れている再生可能エネルギー活用を市民レベルで向上させようとの提起と現在取り組まれているお日さまファンドやお日さまプロジェクトなど市民レベルの多様な取り組みについてご紹介がありました。活発な質疑の後、閉会となりましたが、まことに有意義な一日となりました。豊田先生!ありがとうございました。
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