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2012/11/04(日)
雲の上の風車
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大急ぎでわれわれが向かったのは四国カルスト台地・山頂にある風車(風力発電施設)でした。途中、太郎川公園にある地熱温水プール(水温30度)をトイレ休憩の間に眺めて行きました。方法は地中100mまで掘削し、27本の地中熱交換パイプにより採取した地中熱をヒートポンプで圧縮加熱するやり方でエネルギーコストを70%削減。さて次はくねくねと続く九十九折りの道を約1時間バスに揺られて頂上を目指します。今夜宿泊予定の雲の上のホテルを横目に進むとと石灰岩の顕わな四国カルスト台地が目の前に広がります。左を見ると断崖絶壁、落ちたら100%助かりません。なお進むと前方尾根に巨大風車の雄姿が見えてきました。この広大なカルスト高原は高知県、愛媛県にまたがって広がっており、そこここに土佐褐毛牛がのんびり草を食んでいます。時はまもなく薄暮を迎えようとしています。さすがに寒さが身に応えるほどの感じがしてきました。標高は1300m。この風力発電所は平成11年12月に設置され、風速3mから発電をはじめ、最大600kwの電気をつくることができるとのことでした。
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