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2012/11/21(水)
民主は自民の別働隊!?
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民主党が自民党の別働隊であることが鮮明になってきた。そして民主党がかつての自民党よりになればなるだけ自民党がさらに右寄りになる。その結果、全体として政界図が右に傾いてきたようだ。そんな状況下で赤字国債発行を5年間容認する案を民主党・野田首相が提起し、自民・公明・民主3党が合意したとの報道があった。しかし、わたしは思う。赤字国債の発行を5年間も認めることは憲法86条が規定する政府予算の単年度主義に違反する行為だ。自民党政権下で民主党が赤字国債法案を人質にし、民主党政権下で自民・公明が人質にしたことはこの3党のモラルの問題であり、憲法違反をおこなってよいという理由にはならない。この3党の話し合いを通じてわかることは自民・公明及び民主の3党は表向き喧嘩して見せながら、国民を国会とマスコミを通して騙しながらの「同じ穴の狢」であることを証明してみせた。また、中道を表明する公明なども右へ右へと今ある場所を確保する気もなく、いい加減なものであることが映し出された。今こそ日本国民は慧眼を持つべき時であろう。
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