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2012/11/17(土)
安保を考える
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ロシアはプーチン氏、アメリカはオバマ氏、中国は周近平氏がトップに選出された。日本は衆院解散となり、12月4日公示、16日投票の予定で国民は日本のトップを選出することになる。そこで「日米安保条約」について考えてみたい。米政府関係者は自民党総裁に就任した安倍晋三氏の人脈について「右翼ばかりなのか」と尋ねるという。何が知りたいのか?米大統領・オバマ氏は アジア重視を隠さない。ミャンマーに足を運ぶのは中国けん制策の一つだ。そんな中、次の総理とも予想される安部氏の動向は気にかかるところだろう。安倍氏が東アジアの安全保障にどんな影響を与えるかに関心をもたざるをえない。オバマ氏は米の経済力低下を率直に認めざるを得なくなり、「世界の憲兵役を降りる」と表明したという。中国にはその伸長する力を認めながら対峙する姿勢を貫くという。中国が1967年に水爆実験を成功させた時、米軍の沖縄撤収議論があった。しかし、輸送手段がないとわかり、そのままにした経緯から考えると、その後の中国の軍事力の強化を考えるとそうもいかなくなってきた。現在の米海兵隊のオーストラリア、フィリピンなどへの分散は米が米軍の危険分散の意味合いをもたせたと考えてよい。しかし、米はしたたかに、米の同盟国ならば「核の傘の下ではなく、日本も血を流せ、金をもっと使え」と迫ることになったのは必然の結果だ。沖縄での相変わらずの少女暴行事件は何を意味するか?日本は米の占領国であり、属国だとの意識は意識だけではなくまだ事実なのだ。米軍は治外法権である。今こそ、安保条約を破棄し、日本が本当の意味での独立を果たすべき時は今だと思う。そういう意味で憲法の不戦条項は光を放つ。アジア重視の不戦・平和外交に取り組み、世界から戦争を無くすべく努力する役割が日本に課せられているとわたしは思う。そして、地球世界が一つになる日を日本はめざすべきではなかろうか。
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