たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2012/11/12(月) 自然エネルギー変動対応に水素
自然(再生可能)エネルギーの弱点は変動性。風力は風が弱ければ発電しない。太陽光は雨の日とか夜とかは発電しない。小水力は渇水期は動かない。地熱は投資額が高くつくし、場所が限られる。洋上風車及び潮力は送電線の設備がない。いろいろ課題は多いが、自然エネルギーによる発電量が多すぎて需要を上まわる時や電力網の許容を超えた時などにはストックできないこと及び電力網に大量の電力が流れ込むと周波数が不安定になるなどの電気の質に影響がでるなどが問題でなる。再生可能エネルギーによる発電阻害要因の大きな一つが送電網を旧電力会社が握っていることだが、それはここでは論じない。自然エネルギーによる発電の変動対応策として蓄電池の開発、改善が求められているのだが、風力発電のメーカーであるウインプロ社も安価な蓄電池を開発したなど各社が開発に力を入れている。そんな中、東芝が水素を蓄電池の代わりに使うシステムを開発し、実験中と聞いた。なんでも今月から英国で3年間実験するという。英国の通信会社KWワールドワイド社など10社と共同で開発し、2016年からの実用化をめざすという。現在の蓄電池では大量の発電量に対応するにはコストが高くつきすぎるのでこの水素への変換方式によれば安くできるというのだ。仕組みは、蓄電池で電力需給の平準化をし、それでも余った電力で水を分解して水素を貯蔵、この水素を燃料電池車や水素エンジンなどに供給するというもの。水素に係るさまざまな課題もあると思われるが、そうした課題を解決し、その成功を期待したい。


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