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2012/10/21(日)
日本の商社もブラジルで農業生産に
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ブラジル中・北部に60万トンの穀物倉庫を持つ農業公社をセアグロという。日本でいえば農業協同組合と同じ仕事をしている。しかし、日本の農協と異なり、農業指導員が一軒ずつ回り、種子や肥料の販売から作物の買い取り、栽培法の相談まできめ細かい相談に乗り、農家の心をつかんでいる。三菱商事が今年1月にセアグロに20%を出資したという。日本の商社は日本と中国などアジアに大口の販売先を抱えているため、調達先の確保が最重要課題となっているからだ。集荷業者との付き合いだけではこの課題の達成は難しく、生産者との連携・お付き合いが大切になってきたあらわれであろう。三菱商事は穀物だけではなく、ミナスジェライス州・イパネマコーヒー農園にも20%出資したという。 三井物産は農業生産そのものに乗り出した。
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