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2012/01/20(金)
久方の空見れば雨うれしくて
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昨日から今朝にかけて久しぶり(約1カ月)に雨が降った。まさに慈雨である。これほど雨の降らない年はなかったと思う。雨が降らなければ露地物野菜が品薄となり、値が高騰する。一昨日も刻み葱4本が127円もした。さて、自然の災いではなく、人災といえるものも少なくない。わが国では、福島原発事故やJR西日本の尼崎での列車脱線事故など多くあるが、今現在進行中がイタリアの客船座礁事故だ。11人が死亡。船長がジリオ島に船を接近させ過ぎて岩礁に衝突、浸水、座礁。発生から1週間経つがいまだに乗客乗員20人との連絡がとれない。捜索活動は難航し、行方不明者の生存が危ぶまれている。日本人乗客43人は全員無事であったとはいうものの痛ましい事故であった。人災はきちんと責任をとるという立場での司法の在り方が問われる。また、マスコミの行きすぎた報道の在り方も問われる。行き過ぎればこちらも人災となるが、マスコミもキチンと裁かれた例は少ない。お互いに他を思いやる、そしてキチンと責任をとるルールが必要かとも思われる。権力と金が介在しなければもっとうまくいくものをと思いつつ、 とかくこの世は難しいものだ・・・。
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