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2012/01/17(火)
半歩退国旗国歌訴訟木瓜の花
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日当たりの良い庭や鉢植えで寒さにめげず花を咲かせている木瓜の花は趣がある。人も日陰ながら花を咲かせようと奮闘している人には味がある。1999年の国旗国歌法施行後、入学式や卒業式などの学校行事で日の丸への起立や君が代斉唱をしなかったとして処分された教職員らが提訴していた処分取り消し訴訟3件の上告審判決で最高裁第一小法廷は16日、停職2人のうちの1人と減給1人に対する処分は「職権乱用で違法」と処分を取り消した。これを受け「大阪維新の会」は教育基本条例案の見直しを表明した。この判決でゆきすぎた処分、脅迫がわずかではあるが退いた。違法処分を受けた旧国鉄労働者の問題もそうだが、日本の立法、司法は財界の意向を受けて右旋回してきた歴史がある。これを元に戻してゆきながら利益の分配の公平な、そして個人の歴史観や世界観も尊重される日本にしたいと願う。
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