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2012/01/12(木)
鋏もつ親父を想う冬の木瓜
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乗客106人と運転士の計107人が死亡した尼崎JR脱線事故で業務上過失致死罪に問われた前JR西日本社長山崎正夫氏に対し、神戸地裁は昨日無罪判決を言い渡した。安全対策について「現場の危険性解析や自動列車停止装置(ATS)整備の在り方に問題があり、期待される水準に及んでなかった」と会社の安全対策を批判しながら、「企業の責任は個人の責任についての判断に影響しない。事故予測は不可能」とした。しかし、事故現場のカーブを600mから304mに縮小した異例の工事を社長が知らなかったとする判決には納得しがたい。それに、会社に有罪判決を下すのか、といえばそれは不可能。ならばどうするのか?判決の在り方に問題があるのではないかと思う。
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