たばたけんじの日記 (田畑 賢司)
元 岡山市議会議員 田畑けんじ の日々思うこと…
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2011/09/18(日) 流星や願う間もなく消え行きし
中央防災会議の専門調査会が17日、国の防災基本計画に関し、津波対策の見直し、拡充を決めた。同調査会は東日本大震災を受けて、地震・津波対策を検討していた。防災基本計画(1963年策定)とは震災や風水害、火山、大雪、鉄道災害などの予防や応急、復旧の手順を定めた基本指針である。阪神淡路大震災で大幅改定をしたが、津波対策については基本的な弱さをもっていた。全国の各自治体はこの基本計画に沿って、住民避難や復旧策を盛り込んだ地域防災計画を盛り込むことになる。岡山市では津波で使用不可が予測される防災ヘリコプターの格納庫(阿部池に隣接)の移転も含めて万全の見直しをしてほしい。市域南部の大半が津波予想区域である。岡南小学校区では1〜2mの津波が予測されている。現在指定されている避難地・所では市民の命は守れない。耐震化されたビルへの一時避難も計画に入れ、取り組むべきと考える。なお、岡山市は他都市と違い、液状化が広域に発生することを念頭におき、計画を練り上げてほしいものだ。

2011/09/17(土) ほら穴や心中を風通り抜け
政府税制調査会が「所得税・法人税増税」か「前案の所得税増税5.5%を4%にしてタバコ増税を加える」2案を東日本大震災の復興(福島原発が原因の除染をなぜ税金で?)に当てるという増税案を示した。微調整はあるもののこの2案を軸に国会で議論され、決定される運びだ。しかし、わたしには国のまやかしと国民生活への負担増大による大多数の国民の生活苦が見える。まやかしは法人税増税だ。法人税を引き下げる予定だったものを引き下げないから増税だ、という説明そのものがまやかしではないか。消費税導入時に法人税を引き下げ、消費税とほぼ同額を減税し、巨大企業を支援してきた。それをまだ下げようというのがそもそもおかしい。なお、それを、3年間引き下げを待て!というのがなぜ増税なのか。おかしいではないか。しかも、所得税が10年間増税なのになぜ法人税は3年で引き下げるのか。嘘もいい加減にしろと言いたい。所得税増税は子育て世代や所得の低い単身者や夫婦2人所帯に重くのしかかる。だから、これをお止めて、高額所得者への所得課税や貴金属奢侈品への課税を元に戻せばいいではないか。28兆円ある郵政株などを売却すればいい。海外への援助を一時的にでもやめればいい。米に貸した金を戻してもらえばいい。そして、日本の財政全体をロングランで調整、返済する計画を立てた上で不足分を国債でまかなえばいいとわたしは思う。

2011/09/16(金) 目にみえて涼しくなるやも今日の雨
週間天気予報では今日から雨マークが続いている。これで残暑の厳しさもおさまり、涼しくなると思われる。暑さ寒さは彼岸までとはいうものの9月半ばまでの熱帯夜は身にこたえる。増してや今年も身にこたえたのが熱帯夜だけではなく政治の閉塞感だ。政治の閉塞感を打破したいとして2年前(今日16日でちょうど2年)国民の多数は自民党・公明党政権から民主党へと政権を交代させた。だが今回も国民の期待は裏切られた。鳩山、菅両内閣は短命。菅氏に至っては「なぜ早く辞めないか」コールのなかで政策取引を条件に辞めざるをえなかった。野田氏は総理就任早々原子力行政を担当する大臣の発言、辞任でつまづいた。しかし、なぜだろう?考えてみるに、民主党はもともと自民党と同じだということが明瞭になったということではないか、と思われる。だから、国会での政策議論はなく駆け引きばかりが目につく。政府の政策決定のシステムさえも自民党型になった。公約も次々と修正した。これは財源見通しを誤った所為だ。つまり、脱官僚とは言ったものの使いきれなかった民主党の議員の能力のなさにほかならない。議員の資質向上と理念の正しさが求められるということだ。一雨降って早くクールになって欲しいものだ。

2011/09/15(木) 備に生きてまだ人にはなれぬ吾なれや
12日は名月が雲の向こうにあるを見た。今日はどうだろう。誰か同じように月見る人もいようではないか。そう思えば、今夜の楽しみが一つ増えた。仕事始動の条件が整いつつあり、まだまだ
忙しくなりそうな中での楽しみは大切だからいいことだと思う。わが人生の第七ステージも多忙のようだが、年だからといって負けてはおられまい。正岡子規は病床6尺、俳句・短歌に命をささげ、1902(明35)年9月19日に亡くなった。「けいとうの 14,5本も ありぬべし」の心境が少しづつわかりかけてきた気がする。これは死を近くに感じてくる年齢の所為もあるやも知れず、と思う。なにを為すべきか?が日々問われてくることになるだろう。但し、追われるのではなく、追いかける程度のスピードで、と考えているが、果たして・・・?
備にありてまだ人とはなれぬ吾なれや身をば引き締め行かんとす

2011/09/14(水) 春が楽しやフレンチタイム挿し木せし
岡山総合医療センターの経営形態について、わたしが「地方独立行政法人以外考えられないだろう。また、そう考えているだろう」と再三質問したが、明確に答弁しなかった。わたしが議員を辞職したら、懸案の諸問題に片がつけられてきた。この問題も長年答弁しなかったがここにきてやっと「独立行政法人」を検討すると明確にした。問題点は職員が公務員としての権利保障が無くなることだが、市の各職員組合はOKしたのだろうか。その長短について新しい議会の議論は尽くされたのだろうか。気になるところである。太田武正議員に公職選挙法違反容疑についての裁判で有罪判決が下された。後は、控訴されるかどうかだが、岡山市議会内の反応が弱いのは、保守系市議を中心に「明日は我が身の同罪意識」が根強いからと思われる。「正心誠意」を説くお方をはじめ、国県市町村会各議員の正心誠意の施策実行を期待し、春を待とう。

2011/09/13(火) なんとまあ不眠寝返り続秋暑
仏南部マルクールの放射性廃棄物処理施設で爆発事故があり死亡者1人、負傷者4人だしたという。仏政府は放射能漏れはないという。が、福島第一原発事故を受けての核施設・再点検施設から
この施設ははずされているという。仏は原発を58機保有し、エネルギーの80%以上を原発に頼るとともにこの電力を輸出している国だ。住民は情報がないと不安を感じている。また、独ほか隣国諸国は「仏政府は原発政策を見直さないだろう」と厳しく報じているという。振り返って日本では福島原発事故当時の虚偽報告を含め「人災」であったことが明瞭になってきている。この福島原発事故を含む東日本大震災復興のための増税を来年度から最長10年で所得税や法人税を中心に増税するという。日本国民の暑くて寝苦しくひもじい日々が延々と続きそうだ。わたしは思う。
なぜ、米に融通した金の処分や国債整理基金の使用や郵政株の売却など一時的支出に対応する一時的資金の捻出を考えないのだろう?国民が知らないことをいいことに大増税の泥沼に足を踏み込みそうな気がしてならない。ならば、財政再建はどうする?と聞かれそうだが、わたしは「財政再建は身の丈にあった(責任追及は別にやるとして今はそうするほかない)歳出」に戻していく以外にないと思う。そのためには徹底した行財政改革の断行だ。腹7分目が長生きの秘訣。出ッ張ッたお腹を引っ込め、装飾品を買うのをやめ、増してや借金しながら隣家へ援助する愚はやめるべきだろう。つまり、米や他国への資金援助など国が立ち直ってからやるべきだろう。軍事費もこの際見直すべきだ。質素倹約に務め、贅肉を落とし、体力の回復を図りながら体を鍛えなおす必要があるだろうと、わたしは思う。

2011/09/12(月) 天高く子らはしゃぐ声体育祭
昨日はよいお天気に恵まれ、わたしたちの岡南学区体育祭を成功裏に終えることができました。感謝です。朝は5時起き。すぐさま配り物をして後、岡南小学校グランドへ。各競技毎の用具と景品をプログラム順に配置、テント、机、椅子運び、・・・等々の諸準備を終えると開会式。選手宣誓の子の東日本大震災への思いやり溢れる宣誓に感激した。次第に日差しが強くなり、机の上の空き缶は触れると火傷しそうなくらいに暑くなる。熱中症にならないよう参加者に呼び掛けるとともに来賓、役員ほかの方々に冷えたスポーツドリンクをコップ一杯あて頻繁に運ばせた。そして今回は怪我もなく無事終了。役員はじめ関係者のみなさん、ありがとうございました。片づけ、清掃を済ませてから、打ち上げ、午前さまという一日でした。そして自分にも「ご苦労さま」と一言小さな声で。と、思ったところへTELあり。「我慢していたが昨夜救急で病院へ行った者がいる。保険の手続きをしてほしい」とのこと。う〜ん、すぐ始動だ。GO!

2011/09/10(土) 里追われ町暮らし啼く椋の鳥
明日で東日本大震災(3.11)から半年になる。が、未だに収束の目途がたたない。福島第一原発の周辺の避難させられている人たちは未だ自分の家に帰ることさえできないでいる。なんともはや、この事態を東電関係者や政府関係者はどのように受け止めているのだろうか。この深刻な事態を。その一端が昨日の鉢呂経済産業大臣の8日の原発現地視察後の記者会見等での発言だ。「原発周辺市町村の市街地は人っ子一人いない死の街だった」と発言したその日、都内で報道陣の一人に防災服をすりつける仕草をしながら「放射能をうつしてやる」という趣旨の発言をしていたという。民主党のお粗末さもここまでくれば救いようがない。一大臣のたわごとでは済まされまい。

2011/09/09(金) 百合咲くや風がもてくる厠かな
梅雨や台風などをはじめとする高温多湿の影響でトイレにカビの臭いがするようになった。見れば、トイレの水タンクの裏側にはカビが繁殖していた。このままでは健康にもよくないと思っていたところ二男が掃除してくれた。さすがプロ。見違えるほどのきれいさをとりもどした。考えてみれば、積年の垢を落とす清掃作業を年に一度くらいはすべきであった。しかし、もっとひどい事態は原子力行政である。トイレのないマンションを建てたようなものだと言われている。核廃棄物の処理場建設の方針をもたないまま造らせ、造ってしまった。その上、福島原発事故による放射能に汚染された瓦礫処理方針さえ未だに決まっていない。自分の国の中さえ満足に処理できないのに前原民主党政調会長は「PKO自衛隊の武器使用基準を緩和するとともに武器輸出3原則も見直す」と発言。民主党も自民党以上の異常さになってきたと思われるが、それよりもなによりも自分ちのことをきちんとしてからの提案にしてほしいものだ。

2011/09/08(木) 蜘蛛の巣や蝶捕縛してはずみおり
蜘蛛の巣に蛾や蝶が捕まりもがいているように自分もこんな蛾や蝶と同じかとふと思う。世間体という蜘蛛の巣は粘っこくなかなか脱け出せない。自分はなにがしたいのか、なにが欲しいのか、わからない人も多いと聞く。わたしの人生を振り返ってみるとわたしも同じだ。大学に入る時も、就職をする時も、その後も。思えば行き当たりばったり。でも、そんな人生でも、偶然もいいことがあります。そんな偶然を必然と思える人であれ!と思ったりもします。なにかワクワクできること、つまり自分を探すこと。世間の物差しに縛られずどんな自分でも自分は自分だと自分を認めることのできる人になりたい。

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