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2011/09/18(日)
流星や願う間もなく消え行きし
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中央防災会議の専門調査会が17日、国の防災基本計画に関し、津波対策の見直し、拡充を決めた。同調査会は東日本大震災を受けて、地震・津波対策を検討していた。防災基本計画(1963年策定)とは震災や風水害、火山、大雪、鉄道災害などの予防や応急、復旧の手順を定めた基本指針である。阪神淡路大震災で大幅改定をしたが、津波対策については基本的な弱さをもっていた。全国の各自治体はこの基本計画に沿って、住民避難や復旧策を盛り込んだ地域防災計画を盛り込むことになる。岡山市では津波で使用不可が予測される防災ヘリコプターの格納庫(阿部池に隣接)の移転も含めて万全の見直しをしてほしい。市域南部の大半が津波予想区域である。岡南小学校区では1〜2mの津波が予測されている。現在指定されている避難地・所では市民の命は守れない。耐震化されたビルへの一時避難も計画に入れ、取り組むべきと考える。なお、岡山市は他都市と違い、液状化が広域に発生することを念頭におき、計画を練り上げてほしいものだ。
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