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2011/08/09(火)
秋立つや身はならはしのよその窓
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表記は一茶の句であるが、彼も芭蕉のように旅から旅への時期があった。ところが今回戦時中の学童疎開を思わせる事態が福島でおきている。彼らは福島原発の影響で故郷を捨てざるを得ないところへと追い込まれている。その心情や察するに余りある状況です。よその窓で学習せざるをえない福島の小学生は10,144人、中学生3,939人(今後ますます増える見込み)で、昨年5月対比で、小学生10%弱、中学生6.3%とのこと。福島県によれば県外への希望者が多く、次世代の減少は復興への支障もでかねない事態だと思われる。東電も、国も責任回避に終始せず、キチンと早期に解決してほしいと願う。
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