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2011/08/07(日)
御仏はさびしき盆とおぼすらむ
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昨夜は花火の音を聞きながら食事した。ドンドンポンポンと景気よく打ち上げられる音を聞きながら夜空の花火を思い描くのも楽しいものだ。一方、上がる花火と対照的に下がったものもあった。それはアメリカ国債の格付けであった。緊急にG7の電話会議が開かれるという。協調介入が話し合われるに違いない。米国には格付け民間会社が3社あり、そのうちの1社、スタンダード&プアーズが1917年以来AAAだった格付けをAA+に格下げしたのだが、週明けの金融界はどういう反応を示すだろう。ホワイトハウスの財政赤字克服合意の反論が功を奏するか?わたしはドル売り円買いがさらに進み、株安が進むと見るが、どうだろう?日本の財界は生産拠点の海外移転は電力供給不安と強調、恫喝する。が、しかし、わったしは真の海外移転圧力は円高誘導ではないかと思う。いずれにしても財界の恫喝は要注意だ。また、週明けの経済動向が、金融界の反応がどうでるか?しばらく要注意が続くだろう。表題は一茶の句である。さびしいお盆にならなければいいが・・・。
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