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2011/08/28(日)
汗拭きて鍬を支えや法師蝉
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昨日はホウレンソウとニンジンの種を撒いた。肥料を鋤きこんだ畑をもう一度耕し、流れる汗を拭いていると法師蝉の鳴く声が聞こえた。そこで鍬にもたれて法師蝉の鳴く声を聞いていると、「こりゃー、一雨来るぜ」の声が聞こえた。見上げると空がにわかに暗銀色の雲に覆われている。大急ぎで種を撒き、水をやり終わると降り始めた。なんと・・たちまちスコールになった。夕立どころの騒ぎではない。「あ〜あ、せっかく撒いた種は土からはじき出されているに違いない。もう一度やりなおしか」と落胆。「世の中はなかなかうまくいかないものだなあ」と自分に語りかけたところ、「いいさ、いいさ、そういうこともあるさ」ともう一人の自分の声が聞こえた。が、昨日は地球温暖化の悪弊被害を被った日であった。
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