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2011/07/04(月)
くちなしの香を閉じ込めし雨の音
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東芝が5月中旬使用済み核燃料などの国際的な貯蔵・処分場をモンゴルに建設する計画を盛り込んだ計画を推進するよう対米工作をしていることがわかった。中国、モンゴルの黄砂が日本に飛来するように環境的には同国とわが国は密接な関係にある。東芝は米原子力大手ウエスチングハウス・エレクトリックを子会社に持っているからだろうが、これは福島第一原発事故が起こっても原子力業界は原発輸出路線を変更しないことを示唆している。モンゴルは天然ウランを所有し、加工工場を持ち、海外の原子力発電所に売却し、利益を得る。と同時に使用済み核燃料を貯蔵し、処分を引きうけまた利益を得るというもの。だが、百年後、数百年後の地球人はこれを掘り出してどう思うだろうか。これまで林原が恐竜を掘り出していたのとは訳が違うと思うが・・。
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