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2011/07/10(日)
夏の木や大志抱けと腕をだし
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クラーク博士の銅像のように堂々としてはるかかなたを指差す大いなる木があった。少年だけではなく老いも若きも日本の復興めざし、大志をもって頑張れと言っているようだ。福島原発廃炉への工程表によれば使用済み燃料プールの燃料を取り出すのは3年後から、原子炉の溶融燃料回収は10年後から取り出すとのことである。解体、撤去は数十年先とのことで気の遠くなるような話である。しかし、ともかく処理しなければならない。だが、誰の負担でやるのかが問題である。結局は国民、電力使用者にかかってくる。だが・・。もういちど、だが、と言いたい。だが、この原発を推進してきたもの、造った責任者の責任はどうとるのか。はっきり示してほしいものだ。これをはっきり示さないまま処理しようとする復興は結果禍根を残すことになろう。
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