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2011/12/08(木)
雪降るや冬のさくらの風に舞う
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ブルーラインの一本松などでは冬桜が咲いている。青天の日などには海の青と合わせてとても美しい瀬戸内の風景である。牡蠣筏の青海に浮かぶ光景もなかなかいい。その昔白砂青松といわれた当時はもっと美しかったに違いない。その当時の藻塩も美味しかっただろうと想像される。日本の美しい山や海の保存は急を要している。ところが福島原発事故による放射能の影響に関わる補償額を東電の支払い可能範囲で決めたといわれる妊婦と子ども40万円、その他の人8万円で今問題となっている放射能汚染問題。この美しい日本を汚してしまった、それも人の寿命よりも長い時間帯で汚してしまった責任を誰がとるのか。結局責任者は誰もいないままにしている今の政治は誰のために行われているのかも問題とされなければならないはずだが・・・!?。雪と見まがう桜吹雪にも一抹の違和感を覚え、単純に喜べないこの日本人の心の襞の奥にできた傷をどうして癒せばいいのだろう。
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