たばたけんじの日記 (田畑賢司)

たばたけんじの日記 (田畑賢司)
元岡山市議会議員田畑けんじの日々思うこと…

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2023/12/25		胃を4分の３切除
2023/04/05		昨日「胃がん」だと告げられた！
2022/11/07		地獄飯
2022/10/23		もんもんとして
2022/10/05		紅葉

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	2011/11/20(日) 冬晴れやうしのしたくさ花５枚

今日は元市議の某氏が会いたいとのことでお会いした。さしたる用件はなくわたしに会いたかったようだ。長時間種々のお話をした。話というよりは雑談をしたと言った方が正確かと思う。経済のこと、政治体制のことでは米・欧・中・日・韓・TPPなど今起きている現象をどう見るか。岡山市のことでは市長や議員のことなど含め今のこと、今後のことなどとりとめもなく談じた。まあなにを話しても気がおけない間柄なのでお互いに気兼ねなく話し合った。共通した点では民主党はダメだなあということでした。

	2011/11/19(土) しし肉にエイヤッとふればレモンの香

鍋物の季節です。日々鍋のご家庭も増えてきたのではないかと思われます。猪対策にぼたん鍋をわたしは推奨しています。今年は暖かさが続いているので葉もの野菜が好調で出荷量も増えていると聞きます。つまり、岡山市中央卸売市場の値段が安いということですからご家庭には朗報です。しかし、暖かいがために鍋物の需要も伸びていないのは残念ですが、仕方ありません。でも、ホーレンソウ１束１００円前後、キャベツ、レタスは１個１００～１６０円ですから値段は１０月の２～５割安。サラダでいただいてもOK。しかし、スーパーでもお客が気にしているのが放射能汚染食品。２，３日前にも隣の男客に「気にならないか」と聞かれた。産地表示のない野菜は気になるようだ。福島の米の一部で出荷停止。一体、誰の責任だ。なぜ国は責任追及しないのか。よく聞かれる。ほんとにわたしもそう思う。

	2011/11/18(金) 枯れ草のなかにおやまあ冬すみれ

枯れ草のなかに菫が咲いている。日当たりがよいのであろう。濃い藍色の小さな花をひっそりと咲かせているのが愛らしい。菫という名前は花の裏側の部位が大工さんの使う墨入れに似ているからだという。本来は春に咲く多年草だが、日だまりなどの温かいところには冬に咲く。今年は秋らしくない秋で暖秋。したがって例年より紅葉が遅れ、紅葉を楽しむのも遅れている。地球温暖化の影響はどこにでも顕れるのだ、と感心するやら、心配になるやら。

	2011/11/17(木) 恐竜が岡山寒いと逃げ出した

会社更生手続き中の林原が博物館を建設したいとモンゴルで発掘した恐竜の化石約７９００点を含む約１万点を保管していたが、この化石の保管場所を瀬戸内市の錦海塩田跡地の工場跡（同市が保有）建物に移転することが決まった。岡山市の一市民としては「残念！」というほかない。わたしは林原がおこなってきた古生物研究成果はとても貴重なものとして認識している。わたしは１０数年前に保管してある化石の一部を見せていただいたことがあるが、本来なら岡山市北区下石井（現在の保管場所は岡山市駅前）から市街ではなく岡山市内へ無料ででも岡山市が保管場所を提供してあげるべきではなかったかと思う。岡山市の文化、芸術、歴史等に対する認識度の低さが問題だろう。しいて言えば岡山市が恐竜博物館を開設するくらいの意気込みをもってほしい。これらの化石群は日本の宝だとわたしは思っているので、岡山市が展示場所を開設することはけして無駄遣いには当たらないと確信する。

	2011/11/16(水) つんとしてそっぽ向く娘に柚子の棘

昨日また柚子をいただいた。ほんとうに柚子が美味しい季節である。今日はわたしが料理当番。柿と水菜のパリパリサラダ。キャベツのサラダ。イワシの蒲焼。鳥のもも肉の香草焼き。鳥の胸肉のサクラチップ燻製。大根の漬物ほか。今日のお代は５人分で２２２０円。買ったものは柿、鳥のもも肉、イワシ、カルパス、チャーシューほか２点で後は自家製。味は抜群。なかなかよくできたと自分を誉めてやる。パリパリサラダに柚子酢を和えたドレッシングががいい。水菜と柿とオリーブオイルの相性がいいのに驚いた。料理好きの子どもも増えているというが、保育園の補助金廃止案浮上はいかがなものかと思う。住民税の扶養控除廃止で５０００億円増収になるからそれで国がだしていた保育所補助金を廃止してもよかろうという理屈はあまりにも乱暴すぎる。税制改正で増税が無になったら元にもどすという保証もない。裁量の余地がない制度は国がきちんと補助するのが妥当だと思う。どうも政権をとってからの民主党は国民と相性がよくないようだ。

	2011/11/15(火) 冬車窓煙草の吸殻捨てゆけり

最近気になることの一つがマナーの悪さだ。男の運転手に多いのが寒くても車の窓を開けて煙草を吸っている。そしてその灰や吸殻は窓からポイ。自分は自分の車を汚さない。でも、これってひどくない！一度はクラクションを鳴らして気づかせ注意したらわたしを睨みつけて猛スピードで走り去った。女の運転手で多いのは携帯電話をしながら、煙草を吸いながら運転している奴。危ない割り込みを周りを見ずに平気で入ってくる。男女とも多いのがウインカー出さない右折、左折。ひどい奴らだ。そう思って先ほどテレビをつけると、野田総理のTPPでの２枚舌が問題に。アメリカにはすべて自由化OK。国内ではそんなことは言っていないという。野田総理が言わないことをオバマ大統領がコメントしたというのだろか。マスコミが勝手に載せたのなら訂正申し入れすべきだが、それはしないという。ならば言ったのだろうと思うのが正しくなる。総理の不要な舌を１枚カットする医者は日本にはいないのだろうか。特別優秀な外科医の出現を願う！

	2011/11/14(月) 新米やかけた元手はまだなれど

中四国農政局によれば２０１０年産のコメ生産費（管内９県平均額１０アール当たり）は１７万３４４８円。前年比４．２％減で過去１０年間で最低となったという。その原因は肥料の値下がりや農機具の減価償却が進んだため、コストが圧縮されたためだという。内訳は労働費５万２３０３円、農機具費３万６６９８円、肥料費１万９４９円など。薬剤費は高止まりのままだ。岡山県は１９万３５３９円で平均額より２万９１円高い。コスト高は小規模経営農家が多いためと思われるが、反当収穫量を８俵と仮定すれば１俵当たり２万４１９２円となる。今の価格ではとても再生産コスト費とはいえない。国民の主食の維持をどうするか。必ず食料戦争は熾烈になる。また食の安全（BSE、遺伝子組み換え対策等）はTPPで保証されるのだろうか。また、原子力発電と同じようにマスコミを利用しながら専門家と称する人たちが国民を騙すやらせを繰り返すのだろうか、と思ってしまうのはわたしだけだろうか。為政者がほんとうに目を向けているのはどうも国民ではないようだ。

	2011/11/13(日) 陽もささぬ日陰なれども石蕗の花

いつの世も庶民は懸命に働き、暮らしている。しかし、仕事が無く、生活保護に頼らざるをえない人も増えている。遂にその数は終戦後の２０４万人を超え２０５万人強となった。この異常さは半端ではない。世界有数の経済大国といわれた日本での貧困者の増大は富の蓄積の偏りを顕しているいるのではないかと思われるが、この病は地球規模で流行しているようだ。ユーロ圏３位の経済規模をもつイタリアでの財政危機とベルルスコーニ首相の退陣劇に対するイタリア国民の感想もそうだ。「モラル低下と所得格差拡大」を嘆くイタリア国民。ギリシャもそうだ。だが、庶民は日陰でも懸命に花を咲かせようとがんばっている。これが唯一の救いかも知れない。

	2011/11/12(土) 綾黄金風に散らせる冬木かな

銀杏は黄金の小鳥を飛ばし、紅葉は大地に綾を散らし、季節はいよいよ冬期にはいった。世界屈指の技術力をもつオリンパスが「財テクの失敗」「飛ばし」の発覚でその株は上場廃止の恐れのある監理銘柄となった。まさか凍死はしないだろがまさに凍てつく冬木となった。野田総理は貿易立国と言いつつTPP交渉参加を表明した。つまり、アメリカの意を汲んで国益をかえりみない、そして巨大輸出企業の意を汲んで国民をかえりみない歴代の米JAPAN州知事と同じだと野田総理は表明した訳だ。東日本大震災の災害復旧のために東電の原子力発電事故の処理分も含め、国民には所得税２．１％上乗せ、住民税は予定の４倍となる年千円上乗せ徴収をするという。季節はいよいよ冬期到来。この寒さを跳ね飛ばすには怒り以外にはないと思うが、如何！

	2011/11/11(金) 鶏頭の燃え立ちて待つ無主の家

角を曲がると玄関脇に鶏頭が赤く燃えている誰も住んでいない古民家があった。この家にも数々のドラマがあったかと思う。そう思うと、大小数本の鶏頭が行方知れずになった夫を待つ若妻とその子どもたちではないかと思えてくる。抜きん出て大きい１本が殊に赤く燃えているのがいじらしい。

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